シカのキドニーマサラカリー

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以前よりお世話になっている、三重県のプロ漁師Sさんから、荷物が届きました。

今回のは、シカの肉と……モツ?

メッセンジャーでお礼を伝えつつ、聞いてみると
「マメと尻尾の付け根と、あと……何かあったかな? まあ、いろいろやってみてください( ̄▽ ̄)」
と、すげーざっくりとしたお返事w
でも、嬉しいです!(≧ω≦)いつもありがとうございます!


この、もやもやがついた肉が……マメ(腎臓)かな?
パックを開いてみると


やはりそのようです。もやもやは内臓脂肪のようですね。
シカは全体的に脂肪が少なく、どちらかというと「赤身を楽しむ肉」というイメージがありますが、果たして内臓脂肪はどんな味がするのか。


半分に切ると、おなじみの形をした腎臓が顔を出しました。
日本ではマメ、西欧でもキドニー(キドニー豆という豆がある)と、形にちなんだ呼ばれ方をされています。
形はつるっとしていますが、クセのある香りが強く、新鮮でないととても食べられません。尿を作る機関だから当たり前ですが……

そもそもシカは身近なジビエでありながら、かなり風味が強いもの。
家畜のものであってもクセが強く食べられない人もいるマメや内臓脂肪、果たしてシカのそれを美味しく食べることはできるでしょうか。
ちなみに茸本は獣臭が非常に苦手だったりします。正直、不安しかない。

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シカのマメをマサラカレーにしてみた

マメを一口サイズに刻んでみましょう。

(;´∞`)オゥ
やっぱり結構キます。
でもあれだ、鮮度の落ちたマメのアンモニア臭さではなく、本来の獣臭というか、シカモツならではの鄙びた藁っぽい香りが強いです。

これは……まず、香りの強い油で炒めて香りを飛ばしてやるのがいいかな。

ということで、どこのご家庭にも常備されている

マスタードシードオイルで炒めてあげましょう。
ないという方は、秋葉原駅前のハラールフードショップで購入することができます。1リットルで800円くらい。

加熱するとすぐに、刺激臭を伴った香ばしい香りがぶわっと立ち上ります。
めっちゃ目に来ます。ぶっちゃけ毒ガスレベルなので、換気は全開にしましょう。

炒め始めるとすぐマメの香りが出てきますが、すぐにマスタードパワーで見当たらなくなります。
そのまま3分ほどじっくりと炒めました。鼻やべぇ……

この時点である程度料理の方向が絞られてくるわけですが、やはり食材のクセが気になるのと、同梱されていた肉のパックに「カレー用」と書かれているのを見つけたので、こちらも入れてカレーを作ってみることにしました。
クセを消すため、マサラカレーにしましょう。

みじん切りにした玉ねぎを入れてじっくりと炒め、

さらにトマト、ヨーグルトを入れて煮込みます。

カレーペーストを入れて、ガラムマサラで辛さを調整。

合わせるのはライスより、ナンですよねやっぱり。
さらに言うとチャパティの方がいいんだけど(マサラは南インドの料理だから)いちから焼くのはめんどいので、市販のナンをゲット。
軽く焼いて添えたら

完成!

いただきマース
……(≧〰≦)
うん、美味!

スパイスの香りと、ヨーグルトの酸味が、シカの獣臭をうまいこと上書きしてくれていますね。
羊やヤギの匂いに効果的なのは知っていましたが、シカの風味にもばっちりです。

懸念のマメですが、獣臭が苦手なぼくにはやっぱりちょっと気にはなるものの、気にならない人は全く問題ないと思います。
コリコリとサクサクの中間的なマメ独特の歯ごたえが楽しめますね。
内臓脂肪の方はというと、非常にジューシーで上等な脂でした。臭みはぜんぜんなかったです。

味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆

以前、Sさんから送っていただいたシカのセンマイやミノは、匂いが強すぎて厳しかったんですけど、マメや内臓脂肪が美味しかったのは結構意外でした。

シカモツ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 星海社Webサイト「ジセダイ」で 「野食のススメ 東京自給自足生活」 を連載しています!! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ こんにちは(こんにちは) ...

こういう「売られていない部位」が楽しめるのは本当にいい経験をさせてもらっていると思います。
Sさん本当にありがとうございます!

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肉・シビエ
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コメント

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