ついに憧れの休み……じゃなかったヤスミを手に入れたぞ

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cakesにて茸本朗の連載
野食ハンターの七転八倒日記
が始まりました!

野食失敗体験を中心に、ブログとはちょっと違った切り口の記事を公開していく予定です。
合わせてお楽しみいただけると嬉しいです。
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ビッグコミックスペリオールにて

「僕は君を太らせたい」

連載中!

作品公式Twitterはこちら!
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ウミタケの余韻も冷めやらぬ中、再び小宮さんから連絡が。

ヤスミが手に入りそうなんですけど、送りましょうか?」

キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
ヤスミほしいのぉぉぉぉ!!

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有明海の「ヤスミ」ことメナダさん

別にぼくや小宮さんが休み皆無のブラック企業に勤めているってわけじゃなくて、ここでのヤスミとはこちらの魚のことです。

「なんやボラやんけ」と思ったあなた、惜しい!

昨日のぶどのためにスーパーでトビウオ(ハマトビウオ)を購入したのだが、捌きながら改めて思ったのは「トビウオってボラにそっくりだよなぁ」という...

ボラでも、このサイズのものが手に入ったら結構うれしいんですけど、これはもっと貴重なもの。
近縁のメナダという魚です。



ボラ科ボラ属のボラに対し、ボラ科メナダ属のメナダは似ているようで比べると結構違います。
暖海系で全国に分布するボラに対して、メナダはやや寒海系で、冬季に水温が下がる瀬戸内海や有明海に多く生息しています。東京湾にもいるはずなんだけど、見たことないのはなぜなのかしら。。

それから見た目ですが、まず目につくのは

口角があがっとる


黄色い目。
それから脂瞼の入り方もちょっと汚い。


全体のシェイプもうまく説明できませんが、メナダの方が前寄りが紡錘形でシュッとしています。
小宮さん曰く「メナダはかっこいいからすぐわかる」そうで……まあこれは日頃見慣れている人の感想でしょう(^^;)

しかし、何より大きな違いが「旬」です。
冬に脂がのり脂瞼が濁るボラに対し、メナダは脂瞼を見てわかる通り今が旬となります。
前々から「夏になると出回る魚だから、道の駅や魚屋を見ておきますよ」と言ってくれていたのですが、予想通り梅雨明けを前にして手に入ったというわけです。小宮さんマジこのブログの恩人ですよ。。

なんで「ヤスミ」なん?

ワニみたいな鱗


さて、ボラの方は出世魚として有名ですが、メナダの方はどうなんでしょうか。
調べてみると、われらが「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」にしっかりと記載がありました。

エビナゴ→エビナ→アカメ→ヤスミ→ナヨシ(有明海沿岸)
コスリ→トウブシ→メナダ(瀬戸内海沿岸)

……すごいな、ほとんど由来がわからないw
アカメ(赤目)くらいかな?
そもそも「メナダ」も漢字で書くと「目奈陀」となるらしく、さっぱり意味が分かりません。
有明海沿岸では基本的に「ヤスミ」という名前で流通しているようですが、地元の人は由来をご存じなんでしょうか。

くの字に折れ曲がった口

一般的に地方名の多い魚は「とるに足らない、または地元のみで消費するものなので、共通の呼び名を持つ必要がなかった」のが理由だとされています。
一方で出世魚は「身近でなじみがあり、愛されて利用されてきた」ものであることが多いです。

全国的に「ハク→スバシリ→オボコ→イナ→ボラ→トド」あるいはその派生語で通用するボラは、明らかに全国各地で馴染まれてきたものと考えられます。(「いなせな若者」「おぼこ女」「とどのつまり」など慣用語に多く使われていることからも明らか)
一方でメナダは「他地域に流通するほどではないが、各地で馴染まれ利用されてきた魚」だということができるのではないでしょうか。


長くなりましたので、試食の結果は明日の更新にて。。

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コメント

  1. みやお より:

    初コメです。
    いつも楽しく拝見しております。

    茸本さんのブログを見てると、私たちが普段口にしてる魚はほんの一握りなんだなぁと実感させられます。

    ところで、テングダイは食べたことありますでしょうか?
    神津島に遊びに行くと父がよく獲ってくるのですが…。

  2. (*‘ω‘*) より:

    毎日魚食ってんの?