カンパチの “一番美味しいところ” をたらふくいただいた

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cakesにて茸本朗の連載
野食ハンターの七転八倒日記
が始まりました!

野食失敗体験を中心に、ブログとはちょっと違った切り口の記事を公開していく予定です。
合わせてお楽しみいただけると嬉しいです。
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「僕は君を太らせたい」



べーやん船長がカンパチをくれました。
マダラさんが八丈島沖で釣り上げた超巨大サイズ(14㎏とか言ってたかな)のヒレナガカンパチだそうです。


いやーでかい。
さすが14㎏のカンパチ、イカツイ顔してますね!
鱗の1枚1枚が1㎝近くあります。
まな板にも乗り切らないわ。
こんないいものいただいちゃっていいのかな? ありがとうべーやん!


……顔が見えないって?
ごめん、これあれだから、バカには見えないカンパチだから。
おれにはばっちり見えてるから。にらめっこしてっから。

……バカ言っちゃぁいけねぇよ、あの「仏陀の再臨」とすら呼ばれるほどの徳の持ち主であるところのべーやん先生が、まさか尾びれしかくれないなんてことあるわけねぇだろ?
本当のところはあれだ、恐ろしく速く飛行してるから常人の目には映らないあれだから。俺じゃなきゃ見逃しちゃうねってやつだから。

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青物で一番美味しいのは尾びれの付け根

というわけで巨大カンパチの尾びれ肉を存分に堪能してまいりたいと思います。
他の部位は4次元空間に放逐されました。


青物と呼ばれるアジ科、サバ科の魚たちの魚たちはいずれも遊泳力が高く、そのため尾びれが非常に発達しています。
この尾びれを動かすための筋肉はとてもよく締まり、またエネルギー源である脂肪や強い腱(ゼラチンたっぷり)がひとところにまとまっているので、大変食味が良くなっています。
べーやんもそれを理解して、わざわざ一番美味しいところを融通してくれたわけです。ありがたい。

そしてこれだけ大きい個体であるため、尾びれの部分だけを料理することができる、これは釣り人の特権です。
釣りあげてくれたマダラさんにも最大限の謝意を。。

やっていきましょう。


丁寧に筋肉をそぎ取り、

半身は皮を引いて刺身に。


……(`・~・´)
他の部位と異なり、サクサクとした歯ごたえがあるのですが、同時に弾力のあるむっちりとした肉質も楽しめます。
皮下脂肪も潤沢に乗っており、実に味わい深い。

もう半身は塩焼きに。

……(≧〰≦*)キター!
焼くと非常に小さく縮んでしまうのですが、堅く締まりすぎることもなくジューシーな肉質が楽しめます。
そして、加熱によって腱のゼラチンがムチムチプリッとしており、実にぼく好みの味わいに。

ウマー!

味:★★★★☆
価格:★★★★★

マダラさん、べーやんいつもありがとう(`・ω・´)
またどうぞよろしくお願いします。。

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魚介その1(魚系)
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