クルマダイが釣れたら車代くらいにはなる(嬉しさ的な意味で)

シェアする

☆★☆★☆
ビッグコミックスペリオールにて
「僕は君を太らせたい!」
連載中!
★☆★☆★

作品公式Twitterはこちら!



 漫画「僕は君を太らせたい!」単行本第1巻 発売中!!




※画像整理中につき、ネタの時系列が前後しております。ご了承ください。。

先日、てーぼー船長の手引きでアマダイ釣りに挑戦しました。

鏡のように静かな海面をたたえた沼津湾ですが、起伏の激しい海底では複雑な潮の流れが展開されており、船の上からはわからないごく小さなポイントを、まるで砂金を浚うように丁寧に丁寧に流して釣っていきます。
やることは楽だけど、楽すぎてポイント選びがすべてというか、船長の腕がすべてだねこの釣りは。。。

というわけでてーぼー船長の神操船により、アマダイ童貞の我々ゲスト3人は無事宝石をその手に得たのでした。

アマダイってめっちゃきれいよね……唇もぽってりしてて可愛いというかセクシーというか。


……とここまでは話の枕でして、本題はここからです。

広告
広告

クルマダイが釣れたぞ

アマダイ釣りといえば外道釣り、外道釣りといえばアマダイ釣り。
専門的に狙っても1、2匹釣れれば良しとなるのがアマダイという魚で、必然的にその日の「あがり」を決めるのは外道の質と量、ということになります。

餌にオキアミを使う吹き流し釣り(餌が自然に揺蕩う)という釣法のため外道の種類は多く、ピンからキリまで様々なものが釣れてきます。


贅沢なものだとマダイ、ホウボウのような高価なものから、トラギス、ヒメコダイのように知る人ぞ知る美味なもの、さらにはサクラダイのようなあまりいい顔をされないものまで、にぎやかな顔ぶれが楽しめます。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 茸本朗 初の単著「野食のススメ -東京自給自足生...

なんですけど、今回は船長すら予想していなかった、とある魚が釣れました。

最初にかかったのは船長の竿。
全長10㎝ほどと小さく、誰もが「チカメキントキの幼魚か」と思い、ごく自然にリリースとなりました。
そしてその直後、ぼくの竿にも同じものが。

今度のものは15㎝ほどのサイズで、やはりチカメキントキにしては小さいのですが、水圧の変化に負けてしまっていたのでキープ。
その後、クーラーに収まったものを見ていると、気づくことが。


こいつ、横縞があるね……?
チカメキントキってこんな模様合ったっけな。
チカメキントキにしてはずんぐりむっくりな体形も気になるし……

チカメキントキじゃないんじゃないかと思っていたのは船長も同じだったようで、帰りの車中で船長からLINEが。
どうもこれはクルマダイという魚なのではないか、とのこと。
確かに、特徴をすべて満足しているな…


クルマダイはチカメキントキと同じキントキダイ科の魚で、キントキダイよりやや浅い100m前後の水深に棲み、体長も20㎝ほどの小型種です。
釣りではおろか市場でも見たことがなかったのですが、やはり固まって獲れる魚ではなく、流通することもあまりないとのこと。
レア魚ゲット嬉しいぜ! これがアマダイ釣りの醍醐味よ!(←アマダイの釣果が船内ビリだったマン)

クルマダイ、チカメキントキに負けない味

観察をしましょう。

くそデカい目ん玉にはタペータムの輝き、深いところに棲息していることがよくわかります。
背びれが非常に鋭く、ザックリ刺されば大けがとなるでしょう。
体表の鱗は非常に硬くて細かく、鎖鎧のように堅牢です。
鱗落とすのは難儀しそう、というか無理そう……?

というわけで、鱗を付けたまま半身をおろします。

案の定出刃が入らないので、キッチンバサミで皮をサクサクと切り、そこから出刃を入れていきます。
小さいですが骨が硬く、おろすのは難しくないです。

皮を引き、刺身に。

いただきマース。。

……(`・〰・´*)
おっ、おおっ!
いい! これはいい!

皮下脂肪がのるタイプではなく、深海魚に多い「筋肉中に脂が差す」タイプですね。
なので歯ごたえ自体はしっかりありながらも、噛むととろけて脂の甘みが感じられます。
チカメキントキだとある程度のサイズにならないとこの味にならないけど、クルマダイは成魚でも小さいだけあってこのサイズでも十分美味しい。

煮つけも美味いということなのでやってみました。

……(≧〰≦)
うん、これはいい! すばらしい! 
箸でつまむとグッとしているのに、口に入れるとふわっとほぐれるこの感じ、まさに煮つけに最適……!
鱗付きの皮のおかげで蒸しあがったようになるのがいいのでしょうな。
可食部が少なく歩留まりが悪いので、煮物や焼き物など加熱料理で食べる方がよさそうな感じもします。

味:★★★★☆
価格:★★★☆☆



小さいからそこまで高値はつかないと思うけど、この味の良さ、釣らないと食べられないというレアさも併せれば、釣れるとかなり嬉しい魚だと思います。
仮にアマダイが丸坊主でも、こいつが数匹釣れれば「精神的な車代」にはなると思いますね。
自戒も是非顔を出してほしい。お待ちしております!

広告
広告

シェアする

フォローする

広告
広告

コメント

  1. 夢の天秤 より:

    ダジャレに自戒をこめて・・?