本物のギンポを刺身で食べたら、ダイナンギンポが所詮ニセモノに過ぎないということが分かった

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野食会にご参加の皆さま、今週末はどうぞよろしくお願いいたします。
今回もだいぶ変わったもの登場するみたいです。いち参加者としてたいへん楽しみ(`・ω・´)

ぼくの持ち込みはキノコを主体に乾物をいくつかご用意したく思っております。

ばかみたいに腹を減らして来てください。よろしくどうぞ🍄

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ギンポとダイナンギンポは味が全然違う

先日、久しぶりに御徒町の方に出る機会があり、隙間時間に吉池に立ち寄ったところ

ギンポが売られていました。


江戸前の天ぷらタネとして通には知られていますが、今ではかなりの高級店しか扱わなくなっており、実際に食べたことがある人は少ないと思います。


一方で、釣り人にはとてもよく知られています。「外道で釣れたことは何度もあるよ」と笑う人もいるでしょう。

でも、それ、まったく違う魚なんですよね。


ダイナンギンポ,釣り

横縞の条線が分かりやすいのがダイナンギンポの特徴


様々な釣りで外道として登場する“ギンポ”とされる魚は、ほとんどの場合ダイナンギンポという魚です。
これはギンポとついていますが、標準和名ギンポとは科のレベルで違うので、近縁種とも言いかねます。


見た目は似てなくもないですが、ギンポは黄色味が強く、非常にぺったんこ(側偏)なので一目で違いがわかります。
ダイナンギンポは額に白線が走り、下顎がすごいしゃくれてるのも見分けのポイントになります。


「ギンポを釣る」という旨の記事はウェブでいくらでも見つかりますが、実際に標準和名ギンポを釣っているものは、ググってみても見つけることができませんでした。

しかし、ギンポって一体どこにいるんだろう? いわゆる「ギンポ釣り場」として知られる鎌倉の和賀江島や若洲海浜公園には何度も行きましたがダイナンギンポしか釣れていません。
一度本物も釣ってみたいものです。

とは言え、ともにギンポの名を持ち、似たような場所で似たような生態をしている魚。

ダイナンギンポも天ぷらにするとむちぷりで美味い魚ということもあり、区別の必要性をそこまで真剣に考えてきませんでした。

首都圏近郊に暮らしていると、この時期のアウトドアはほぼ海に限られてくる。(狩猟免許のある人は別ね)山菜やキノコも0になるわけではない...

しかし今回、購入した本物のギンポを刺身で食べてみて、その認識は過ちだったと思い知らされました。


……(≧~≦)うまー!!
身はむちっとしていながらふわふわとした柔らかさがあり、コクのある旨味とハッキリとした脂の甘味を感じます。
方向としてはマアナゴに近いです。

アナゴのような脂ののった白身

ダイナンギンポ,刺身
ダイナンギンポは刺身にするとキシキシした歯ごたえで脂もなく、軽いエグ味もあって味のランクとしてはかなり下。


この違いは加熱しても出ます。
肝心の天ぷらも、ギンポはフワッとほぐれる感じで柔らかく、染みだす脂がジューシーでたいへん美味。「銀宝は究極の天ぷらタネ」といわれる所以もわかります。
これと比べるとダイナンギンポはただムチムチしてゼラチン質が強いだけです。いや、それでもかなり美味いんだけど、ギンポと比べてしまってはかわいそう。

ギンポは煮付け、塩焼きなども美味しいそうですが、ダイナンギンポはやっぱりいずれも物足りないです。


彼らを「味が一緒」としてしまっては、彼らにも、またギンポというすばらしい食材を見いだした江戸前天ぷら職人にも失礼ですね。

今後は悔い改めて「ダイナンギンポは天ぷら専用魚、しかもギンポには遠く及ばない、一緒にしちゃダメ」ということを声高に叫んで参りたいと思います。
皆さんも是非一度本物のギンポを食べてみてください。

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コメント

  1. デミ より:

    「ダイナンギンポとギンポは同じ味」説は嘘だったのか…! 今明かされる衝撃の事実!!

     北海道でダイナギンポを釣り、天ぷらにするも、まぁどうってことのない味。
    (きっと北海道にはイソスジエビがいないせいだ、餌のせいだ)と思っていましたが、根本的に種の違いだったのかも…

     これは価値のある記事! 
    続報に期待します。生息場所の違いも解き明かして下さいw

  2. almina より:

    この間5月中旬頃、東扇島西公園の方位計の近くでダイナンギンポではないギンポっぽい魚釣れましたよ!
    投げ釣りで釣れた海藻に絡まってたのでびっくりしました!