茸本 朗

野食

海藻はフロンティアだ⑧コトジツノマタで八丈島の名物料理「ぶど」っぽいものを作る

最近、趣味を聞かれたときに「海藻を採ることです」と言うことに躊躇がなくなってきたのだが、やはりキノコ狩り等と比べると意外な趣味に思われるようで「え?なんで海藻?ワカメとか?」なんて聞き返されることも多い。 ワカメやヒジキは漁業権がある...
野食

塩漬けにしたらシシウドは食べやすくなるのか

投げっぱなしはよくない。そんなことはわかっている。 収穫したものは必ず食べる。そんなことも当たり前だ。 そう思いつつ、ずっと手が出せないでいたものがある。 春が来るたび、心の奥底にたまった澱のようなものがふわっと舞い上がって、気分...

むしむしQ野プラ支店 蠍・竹苞蛾・雀蜂・蛙・蛇

ある食べ物がゲテモノかそうでないかは、提供する側の意識によって決まるのではないかと思っている。 食べる人にとって全く信じられない食材であったとしても、食べる人のことを考えてしっかりと調理されたものであれば、僕にとってそれはゲテモノではない...
スポンサーリンク
野食

マツバガイで乾し鮑と熨斗鮑にどこまで近づけるか:下ごしらえ編

アメ横で大きな活けのアワビが叩き売られていたのでつい購入してしまった。 こんなに安いのは間違いなく裏事情があるのだろうが、まあどこ産だろうがアワビはアワビ。 値段交渉の末購入した。 「乾し」マツバガイはアワビの...
魚介その1(魚系)

商品偽装の被害魚「チカ」と「キュウリウオ」を食べて比べてみた

最近、「ワカサギ」の巨大化がハンパない。 いや、別に放射性物質で巨大化したとか、種そのものが大きくなったというわけではない。 ここ関東で、店頭に並んでいる「ワカサギ」という商品がどんどん大きくなっているのだ。 かつて関東でワカ...
野食

マツバガイとベッコウガサ カサガイ目刺身対決

カサガイの仲間について、このサイトで紹介することに少しばかりためらいがあった。 捕獲難易度の割に、成長にひどく時間がかかるためである。 どこの磯にもテトラポットにもくっついている彼らだが、1cm成長するにも数年かかってしまうほどで、...
野食

海藻はフロンティアだ⑦:海藻探検feat.ざざむし&青白海藻にご注意!

「大体の海藻は茹でれば食べられる」 千葉県中央博物館の海藻の専門家、菊地則雄先生のこの言葉がきっかけとなって始まった海藻探検だが、我ながらここまでハマるとは思っていなかった。 アウトドアの端境期といえる真冬~早春の時期を埋めることが...
野食

カコボラの強烈なヌメリに酢が抜群に効いた件

キノコ狩りをしていると、時に自分でも不思議なくらい次々とキノコを見つけられることがある。 また、キノコに詳しい学者さんでもキノコ探しは大の苦手だったり、初めてキノコを狩る人間があっという間に見つけてしまったりという事はよくある。 これら...
魚介その1(魚系)

アヒル口がかわいいカナガシラを大塩平八郎風に食べた

スーパーの魚コーナーで、今が旬のホウボウを見つけた。 小さいが鮮度は良く、刺身にもできそうだ。 買おうと思って手に取ってみると、ちょっと違和感を感じた。 3匹入っているうちの2匹は、普段見かけるホウボウと比べて体色がやや明るく...
魚介その2(魚以外)

ナマコは火を通した方が美味しいかもしれない

ここのところ、近所のスーパーでナマコがよく売られている。 地元神奈川産のアカナマコなのに、20㎝くらいあって300円程度と激安なのだ。 それも、よくある完全に伸びてしまったものではなく、固さもあって鮮度も良い上々のものだ。 これと...
タイトルとURLをコピーしました