十六島海苔のお雑煮はシンプル系の最高峰:茸本朗のお雑煮探訪③

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あけましておめでとうございます! 
今年もガリガリ更新していくのでどうぞよろしくお願いいたします。なんか面白いこと言いたいけど、いま見てる「とんねるずのスポーツ王は俺だ! 2020」が面白すぎて何も言う気をなくしているのでさっさと本題に入っていきましょう。

……あ、ウルトラマンDASHは録画してます、関係各位すみません。


瀬戸内野食会に来てくださったひろいぐい太郎さん(@hiroiguiTARO
)から「地元にいい海苔があるんですけど、送りましょうか?」というありがたいオファーをいただきました。
どんな感じの海苔なんですか? と聞くと

「昔、お殿様が江戸城に登城するときに、この海苔で作った羽織を着ていきました」

……??
えっ、どゆこと? 丈夫だってこと?
わからん……食べてみるしかない……

そしてあくる日、ぼくの手元にはやたら真っ黒い海苔があったのでした。

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十六島海苔は本当に美味い

届いたのがこちら

間違えた、こちら。


真っ黒です。写真には写らない黒さ。


普通の海苔よりも柔らかく、そして非常にごっついです。普通の海苔が和紙だとすれば、これはさながら黒いビニールテープ。
質感が完全に薄めの革で、なるほど確かにこの素材なら羽織くらい仕立てられるでしょう。

しかし、色よりも何よりも特徴的なのは、その香り高さ!
パックから出していないのにキッチン中に広がる磯の香りにテンションぶちあがります。

実はこの海苔、一般的な海苔の材料となるノリの品種であるスサビノリ・アサクサノリではなく、ウップルイノリという別種のノリで作られています。
このノリは日本海側に多く、古くからの名産地である島根・出雲の十六島(うっぷるい)地区の名前をとって和名が名づけられています。
十六島ってすごい地名だよね、一説によるとアイヌ語言説もあるらしいです。意外と全国にあるんだよね。


とりあえずはそのまま、焙って味を見てみます。

要素が……濃い!
そもそも結構塩気が強いというのもありますが、歯ごたえも強く、うま味(グルタミン酸?)が強烈です。
このサイズ1枚で普通の焼き海苔10枚と同じくらいの味の濃さを感じます。これはすごい。


出雲地方では、冬に採れたての新物をお雑煮に入れるそうです。何それ美味いに決まってんじゃん。
しかもレシピもめっちゃ潔いらしい。新年一発目のお雑煮にはばっちりですね。
やっていきましょう。



まず、あご出汁と醤油・みりんで汁を作り、餅を入れて煮ます。


その間に十六島海苔に日本酒をかけてほぐしていきます。

普通のノリと違って、刻まずに板海苔にしているので、ほぐすと糸状になります。

器に出汁と餅を入れ、ほぐした海苔を乗せて余熱で火を通せば

完成!
いただきまーす

……うまっwwなにこれwwwすごい、ほんとに海苔以外の具が全く欲しくならない!
日本酒でほぐすっていうのがいいよね、めちゃくちゃ香りが立つもんね。


餅に絡んだ海苔がなんだかすごく姑獲鳥の髪の毛みたいであれだけど、美味いですね。これ毎年食べてる出雲の人めっちゃうらやましい。

味:★★★★☆
価格:★★★★☆ 海苔、けっこうするっぽい……太郎さんありがとうございます。


海藻を使ったお雑煮、実はほかの地域にも結構あるようです。見つけ次第やってみたいと思います。




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ブログとはまた違った切り口の文章をお楽しみいただけると思います。ぜひお手にとっていただけると嬉しいです!
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