先日、大豆の原種(とされる)ツルマメを採取し、煮豆にして食べるという記事をアップしました。
ツルマメは河川敷や田んぼのあぜ道に多い野生のマメで、以前より食用価値について興味があったのですが、先日の試食ではなかなかいい感触を得ることができました。(さすが原種)
であれば、より色々試して見たくなるのが野食家の性。
というわけで、今回は「大豆といえばコレ!」というものにトライしてみようと思います。
ツルマメ納豆は美味しい
ツルマメのサヤは完熟すると裂けて豆が飛び出すので、マメを集める時は蔓ごとビニール袋に入れて振り回すといいです。
手で集めていくのはかなり面倒なのと、サヤの表面に生えた繊毛が飛び散り埃になるのであまりオススメしません。吸いまくったらアレルギーになりそう。。
集めたマメは水に漬けて沈んだものだけを取り出し、利用します。
圧力鍋で15分ほど加熱。
その間に用意したるは
市販のパック入り納豆。
中身は食べ、ガワだけを利用します。
茹で上がったツルマメ。
キドニー豆のミニチュアみたいですね。
これを熱いうちにパックに入れて、ビニールを被せます。
パックを閉め、ビニール袋で軽く包み、湯たんぽと一緒にクーラーボックスの中へ。
このまま24時間発酵させれば
ツルマメ納豆の完成!
……大丈夫かな、ちゃんと粘るかしら。
納豆菌の種を使ったわけではないので、菌の繁殖力に若干の不安があります。
かき混ぜてみよう。
オッ
ちゃんと粘るやんけ! よかった(`・ω・´)
よく混ぜて、タレをかけていただきます。
……(≧〜≦)納豆だ!
大豆と比べると表皮がやや硬いですが、中身は柔らかく、納豆の香りがして旨味成分を感じます。
以前作ったカラスノエンドウ納豆よりはるかに完成度が高いです。
もしかして表皮が厚いから粘りがあまりでないのだろうか。味は完全に納豆でした。
納豆は小粒派のワイ歓喜!
炊きたてご飯と一緒に食べてみましょう。
豆のサイズがご飯粒とあまり変わらない超小粒納豆。
当然、味の絡みは最高に良いです。うんまい!
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
こうなると味噌とか醤油とかにも挑戦したくなってきますね(`・ω・´)今度やってみよう。
コメント
納豆もできるんですね。節分も近いですし、炒り豆を
つくってみるのもありですかね。
茹でないと灰汁があったりするのでしょうか。そうでも
なければ、大量に集めて豆腐もつくれるかもしれませんね。