身近な強毒雑草「イヌホオズキ」は実は野菜だと聞いたので食べてみた

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先日、素晴らしい葉唐辛子を購入してもしゃもしゃ食べていたときに、シェフちゃんことゆーきうさぎくんからLINEが来ました。

「わっきー、うちの畑にイヌホオズキ生えたんだけど食べる?」

イヤイヤシェフちゃん何ば言いよっとよ、イヌホオズキめっちゃ強い毒あることで有名やんか、ワイのこと殺したいんですか?www

食べるところあるらしいよ」

なんですと!?

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イヌホオズキ、野菜だった


調べてみたらイヌホオズキ、世界各地に食べる地域があり、とくにアフリカのケニアでは全草を野菜として食べているそう。

イヌホオズキが含まれるナス科の植物は有毒なものがとても多く、そもそもあのジャガイモもソラニン、チャコニンといった毒素を含んでいます。ドイツではジャガイモ中毒が古くから問題となっており、歴史上たくさんの人が命を落としてきています。

このイヌホオズキも全草にソラニンを含んでいるそうなのですが、一方でソラニンは水溶性のため茹でこぼしたら食べられるようになる、とのこと。


イヌホオズキの代表的な中毒症状は嘔吐や下痢ということですから、ソラニンの含有量はそこまで多くはないのでしょう。
怖いですが、ちょっと試してみることにしました。

イヌホオズキを食べてみた


イヌホオズキはシェフちゃんちの畑に限らずどこにでも生えている雑草で、うちの近所にももっさもっさ生えています。


収穫したてのイヌホオズキの葉と芽、未熟な実(完熟するとソラニンの含有量が増えるらしい)を摘み取り、たっぷりの湯に塩を入れてさっと湯がき

水に晒します。怖いので二時間くらいやりました。


下処理完了。
どうやって食べるか迷いましたが、せっかくなのでケニアの料理にしてみようと思いまして、


同じナス科のジャガイモをふかして潰し、バターと塩多目のマッシュポテトにして

細かく刻んだイヌホオズキを混ぜ込みました。

できた。
ケールやホウレン草など葉野菜をマッシュポテトに混ぜ込んで作るケニアの民族料理「ムキモ」です。


もう一品、こちらは日本風に。

細かく刻んで胡麻油で炒め、醤油とみりん、出汁で味付けしました。

同じナス科の葉唐辛子に倣いまして、イヌホオズキの佃煮です。

いただきまーす
…(`・~・´)ほうほう

なんていうか、葉唐辛子の野性味マシマシ版といった感じですね。ナス科特有の青臭さとエグ味が風味として強く感じられます。
ただ、葉は歯応えはあるものの筋張っているということもなく、サクサクとして美味しいです。

上記の風味は油でマスキングされるみたいで、ムキモは食べやすいのですがイヌホオズキらしさはあまり感じられません。佃煮はエグ味がしっかり感じられるので人を選ぶかもしれませんが、ぼくはこちらの方が好きですね。

味:★★★☆☆
価格:★☆☆☆☆ 0円食堂。


それなりに食べて一晩様子をみましたが、体調に全く問題はなく、毒抜きは成功していたっぽいです。中毒の心配がないなら野菜として十分使える存在だと思います。

ナス科の植物は気候の厳しい場所を原産地とするものが多く、アフリカの厳しい気候でも旺盛に育つのではないかと思います。それが当地で野菜として活躍している理由なのではないでしょうか。

つーか葉唐辛子も野菜としてはかなり極北の苦味があるし、あれも何らかの毒とか含んでそう。大事なのは毒の有無ではなく「除去可能かどうか」ですよね。。



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