ハナウドのことは「多摩川セロリ」と呼ぶことにしました

スポンサーリンク

すみません週の頭なのに小ネタで。。

最近相変わらずハナウドにハマってるんですけど、さすがにデカくなってきちゃって。

ここまで大きくなるとさすがに葉っぱも硬いし、花茎もとうが立って筋張っていて噛み切れない。なにより独特の甘い透き通った香りがなくなって青臭さが強くなってきてしまってます。
山菜としての旬は過ぎちゃったなぁ、と思っていたのですが……

スポンサーリンク
スポンサーリンク
 

これもうセロリじゃん

株立ちしたハナウドをよく観察すると、メインの茎(花茎)はまるで竹みたいに硬く張っているものの、根際から分岐する葉柄の付け根の部分はまだみずみずしく柔らかそうです。



ここならワンチャン食べられるかもと思って採取してみると、ツンとよい香りがします。これなら美味しく食べられそう……

……って、あれ? この形状……

さっと洗って皮を剥き、筋を引っ張って取って、そのままかじってみると

……!!
これ、セロリだ! めっちゃセロリの香りする!

ってかなんならセロリよりセロリ臭い! 「界王拳10倍セロリ」って感じで山崎まさよしに嗅がせたら即死間違いなしです。
ぼくは育ってきた環境が違うので、セロリ大好きでこのハナウドも生でバリバリいけちゃいますね。

考えてみればハナウドはセロリと同じセリ科(セリ亜科)に属し、属は異なりますが発生環境も似ています。風味が似ていてもおかしいことはないな。
ハナウド君のことは今後多摩川セロリと呼ばせてもらうことにしましょう。


持ち帰ってきた多摩川セロリですが、取り急ぎトマト煮込みに入れてみました。


……(≧〰≦)いやーこれイケるっしょ!
ちょっと筋張った見た目なので硬いかなと思いきや、いい感じのシャリシャリ感です。
セロリは火を通すと柔らかくなりますが、多摩川セロリは火を通してもパリパリのまま。そしてニンニクを利かせた煮込み料理の中でも、その強い香りはしっかり存在感を発揮しています。シンプルに美味しい。

味:★★★★☆
入手難易度:★★☆☆☆


しばらくはセロリを買う必要はなさそうだな。

スポンサーリンク
 
スポンサーリンク
植物
スポンサーリンク
茸本 朗をフォローする
野食ハンマープライス

コメント

タイトルとURLをコピーしました