クジラの「骨はぎ」を食べてみた

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2020.5.8最新動画→#4 ウツボで鶏のタタキ!?~野草調理&実食編~




三重県のKさんという方から「クジラの『骨はぎ』って食材をご存じですか?」という連絡をいただきました。
なんですかねその肉離れみたいな名前の食べ物……ちょっと痛そうじゃないですか……どんなものですか?

「肉の部位としては骨の周りについている骨膜になります。風味は『何故か少しカツオの風味がする哺乳類の赤身肉』で、味・食感は牛スジです。」

なるほど、わからん。
ぜひ送ってください!

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クジラの骨はぎ、風味がソフトで美味しい

届いたものがこちら。

……なるほどわからん。とりあえず、焦げ茶色の地味な肉が1㎏届きました。
流水で解凍して、切ってみます。


なんかすごい“組織”感。赤身肉とゼラチンのスジっぽいところがないまぜになっています。
そしてどうやら一度湯引きされているようです。


匂いはわずかにクジラっぽさもありますが、海獣臭が苦手な自分でも全然気にならないレベルです。ミンクとかナガスクジラみたいなヒゲクジラ系(もともとそんなに臭くない)なのかと思いきや、ゴンドウクジラ(デカいイルカの一種、ハクジラ系なのでかなり臭い)の肉なのだと聞いてびっくり。よほど下処理が上手いのか……

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食べ方を調べてみると「刺身にして梅肉をつけて食べると美味しい」とあったのでやってみることにしました。


こんな感じ。臓器感がすごいですね、臓器じゃないけど。

しかし1㎏全部これで食べるわけにもいかないので、ほかにも作ってみようと

レンチンしてほぐしたものを、コンビーフみたいにマヨネーズと胡椒で和えたものと、


スライスして玉ねぎとともに牛丼風に煮込んだものを


用意しました。
いただきまーす

……(`・〰・´)なるほど、わかってきた
まず刺身ですが、確かにびっくりするほどの「カツオの香り」があります。具体的に言うと鰹節を口いっぱいにほおばった時のあの香り。
これはおそらく旨味成分が一緒なのではないかというのと、魚を常食するハクジラ類は獣っぽさと魚っぽさが混ざった風味があり(だから匂いがキツいわけですが)これらの要素が合わさってカツオっぽさになるのではないかと思います。
味は素直なので梅肉も確かに合いますが、醤油でもタタキのたれでも何でも美味しくなりそうです。

実際もう少し臭いものと思っていたので良いほうに期待が裏切られ、マヨネーズで和えたものはマヨネーズが勝ちすぎてあんまり美味しくないという現象が発生しました。人によっては馬肉コンビーフのほうが食べづらいと感じるかもしれません。

そして、一番美味しかったのが牛丼風。

スジっぽい部分が加熱によって少しトロっとなり、甘めのたれが赤身肉と合わさると、なぜかここで獣っぽさがちょっと復活します。でもそれが良い。
ご飯との相性も抜群ですね。醤油と砂糖だけで煮込んでもよかったかもしれないな。

味:★★★★☆
価格:★★★☆☆


味は穏やかで「クジラっぽさ」を期待していると裏切られますが、この旨味の強さや食感の良さはなかなかのものです。
三重県でも南のほうでしか食べないマイナー食材のようですが、見つけたら一度試してみることをお勧めします。


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