先日、ダチョウの卵を手に入れました。
でかいっっw
鶏卵30個分くらいあるそうです。めちゃくちゃ重いです。
千葉県のダチョウ牧場にて購入しました。
たまたまそこのブログを見かけた時に「クジャクの卵が販売開始しました!」というニュースが目に留まり、それは面白そうだと現地に向かったところ、ダチョウの卵も手に入ったという流れです。
東京オリンピックのチケットも結構当たったし、最近引きがいいみたいです。宝くじ買おうかな。。
ちなみに値段は、特大サイズでひとつ5000円弱です。
高く思えるけど、鶏卵30個分の体積であることを考えると、1個160円……烏骨鶏のそれよりは安いですね。。
ネタにはちょうどいいかな。
ダチョウ卵のエッグベネディクト
ダチョウの卵すごくて、茸本さん(173cm85kg)が乗っても割れない pic.twitter.com/FU9DcMj3wB
— 茸本 朗(たけもとあきら) 「野食ハンターの七転八倒日記」好評発売中! (@tetsuto_w) June 20, 2019
上に乗っかったりしてひとしきりはしゃいだ後で「さあ、どうやって食べるか……?」という悩みが発生しました。
オーソドックスな卵料理、例えば目玉焼きやゆで卵にするという手もありましたが、ググるとけっこう写真もヒットするし、なんだかつまらない。。
細かく分けていろんな料理に使ってみようかとも考えましたが、連れに「そんなのつまんない」と猛反対されたのでやめました。やはり丸々1つ使わないと、ダチョウの意味ないもんね。。。
どうしようかな、丸々1つ使えて、かつ卵の形状が出るもの……と考えていた時、またも連れから「エッグベネディクトにしたら?」という提案が。
なるほど、エッグベネディクト……!
エッグベネディクトとは、数年前に突如ブームが発生したオシャレ界隈御用達の卵料理で「ポーチドエッグをイングリッシュマフィンに乗せて、さらにベーコンを乗せてオランデーズソースを掛ける」というもの。
ホテルの朝食で人気らしいです。あと原宿とか表参道とか?
仰々しい名前の割にレシピはシンプルで、見た目もバエる感じもあるので、作ってみることにしました。
まずは、ダチョウの卵を金槌で割っていきます。
ダチョウの卵、殻が硬すぎるので金づちでコツコツ割っていく pic.twitter.com/NRJuHB1QLm
— 茸本 朗(たけもとあきら) 「野食ハンターの七転八倒日記」好評発売中! (@tetsuto_w) June 20, 2019
殻の厚みが2mmくらいあるので、簡単にはいかないです。
表面にヒビを入れて、薄皮を割らないようにしながら殻を剥いでいきます。
十分な大きさの穴を開けて、気をつけながら中身を取り出します。
ボウル1杯分……!
直径40cmの鍋に大量の湯を沸かし、卵を固めるための酢をぶち込みます。ひと瓶(500cc)!!
そこに、ダチョウ卵をどぅるんと流し込み……
……!!
なんかヤバいことに……?
5分ほど茹でてからザルにあげると
うーん(;´д`)白身と黄身が分離してしまった??
どうもダチョウ卵、白身がちょっと水っぽいみたいで、湯の中で上手いことまとまってくれませんでした。
ボウルに入れてボウルごと蒸すなどした方が良さそうです。それだとポーチしてないけど。
気を取り直してオランデーズソースを作ります。
鶏卵の卵黄8個と酢、塩、砂糖、バターひとパックを湯煎しながらグリグリ混ぜて、
これだけで卵の1日の許容摂取量超えてそう。
ベーコンも焼きましょう。
そしてマフィン……
あれ、マフィンのようすが……
キングマフィンに!?
ここにポーチドオーストリッチエッグと
ベーコンを乗せて
オランデーズソースをだばだばかけて、あらびき胡椒を振ったら
完成!!
比較用に鶏卵で作った普通サイズのエッグベネディクトを並べてみました。
つよい(白目)
15人分くらいの朝食にはなりそうですが、2人で食べます。
いただきマース
まずはダチョウ卵をほじくり出して味を見ましょう。
……(`・〜・´)ナルホド
ダチョウ卵、味としてはそこまでトピックスはない感じです。
鶏卵よりほんの僅かに味が薄いかな……でもほとんど変わらないですね。
むしろなんだか白身に味がある感じ。プルプルしていてカッチリとは固まってくれないけど、謎のコクがあって鶏卵より美味しいです。油脂の含有量が多いのでしょうか?
全体としてはデカすぎて、一口でかじれないので味の調和がとれてるかわからないですね。
マフィンも自作して、ダチョウ卵サイズのものを用意したらよかったな。
オランデーズソースもダチョウで作れたらなおよかったけど、原価が1万円超えてくるのはちょっとしんどいですww
まあでも楽しかったので良し!
味:★★★★☆
価格:★★★★★
きっちり2日で食べきりました。もう1週間は卵食べたくない……
コメント
カステラにすれば、森の動物たちが集まってきたかもしれないw
小さな穴をあけて、それを「直火」にかけて棒切れでかき混ぜるとブッシュマン式のスクランブルエッグになったんじゃないでしょうかね。たき火を囲んで回し飲みするそうです。