ジガバチの幼虫は旨いし調理しやすい

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先日、竹ごみを片付けているときに謎のカラカラ音を感じたのでひっくり返してみると


土団子が出てきました。
いや、土団子にしては細長いな。あとくっついてる。
これはもしや……

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ジガバチの幼虫を食べてみた


割ってみると中は空洞で、鼈甲色の繭が詰まっていました。
その中にいたのは


蜂の子。
やはり、これはドロバチの前蛹ですね。

ドロバチは泥で巣を作る習性をもつハチ類で、たくさんの種類がいます。
群れにならず、ひとつのつがいで一生を過ごし、生きた昆虫やクモを狩って幼虫の餌にする「狩蜂」です。
有名なものに、腰が括れて徳利に似たシルエットをしており、かつ泥で作る巣も徳利状という徳利of徳利、キングオブ徳利のトックリバチが知られていますが、今回見つけた巣は徳利状ではありません。

試しにいくつかの巣を割ってみると

クモが出てきましたね。
クモを狩るドロバチと言えばジガバチ、巣の大きさからいってアメリカジガバチあたりでしょうか。
これらのクモは狩られたときに殺されることはなく、毒針で麻酔をかけられた上で巣に詰め込まれます。そして眠ったままむさぼり食われるわけです。あなこわやこわや。

ちなみに豆知識ですが、攻殻機動隊に登場するAI搭載戦車「タチコマ」はハエトリグモを模してデザインされており、そのタチコマの天敵と言えるヘリコプターは「ジガバチ」と呼ばれます。生物の勉強になりますな。


閑話休題。
このジガバチ前蛹、見た目的には地蜂(クロスズメバチ)の幼虫に似ていて美味しそうです。
早速食べてみましょう。

Σ(`・∀・´)甘いッ
柔らかくてイクラのような食感があり、プチプチして中のエキスが花の蜜のように甘いです。
ハチの幼虫は確かに甘いことが多いですが、それは成虫のエネルギー源となる甘露を幼虫が作り出す必要があるから。
ドロバチ類は基本的に「産みっぱなし」なので幼虫と成虫が触れあうことはなく、従って成虫のために甘露を作り出す必要も無いのですが……不思議です。これじゃ我々に食べて欲しいと言わんばかりじゃん?


とはいえ生であんまり食べるのもよくない(寄生虫とかいたらやだし)ので、火を通してみることにします。
しかもせっかくなので、巣を活かして調理したい。


というわけで巣のカプセルごと直火にかけて

蒸し焼きに。


オッ、美味しそうなクリーム色になりました。
いただきマース

……(≧∀≦)ウマーい
加熱すると甘味こそ薄まってしまいますが、豆腐のような素直なたんぱく質の質感に、魚の白子のような風味、そして大豆のような香りが乗っかっていてとても美味しいです。
地蜂よりもクセ無くて食べやすいな。味の系統としてはオオスズメバチに近いですね。

味:★★★★☆
価格:★★★☆☆



ジガバチ、美味しいです。捕獲も簡単だし、巣に成虫がいることがないので危険もない。蜂食デビューにはもってこいと言えるかもしれない。

ただ……いつもの話になりますけど、ハチみたいな食物連鎖の上位にいる昆虫は乱獲の影響を受けやすいので、むやみに採るのは慎みたいところです。
とくに狩蜂類は一匹のメスが産む卵の数も少ないので、採るときはひとつの巣から2、3個程度までにしといた方がいいと思います。珍味程度がちょうどいい。

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