幻の生ギンダラを刺身で食べたら歳を痛感した件

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昨日の記事で軽く紹介した富山の鮮魚店「黒崎屋」ですが、個人的には富山で一番の観光スポットだと思ってます。

朝どれ生ホタルイカをはじめ、富山湾ならではの魚介類がめちゃくちゃ新鮮な状態で売られていて、ヘタな道の駅や漁協直売所じゃ全く太刀打ちできません。
ノドグロやサクラマスみたいな高級魚も、浜値に毛が生えたくらいの値段で売られているので、ここで2万円分くらい鮮魚を購入すれば、豊洲やデパ地下で購入した場合と比べ、新幹線片道分くらいは浮くんじゃないかと思います。

また、ときに変わった魚種と出会えるのも大きな魅力のひとつ。
今回は、丸魚コーナーの一番手前に無造作に転がっている

こいつを見つけて興奮してしまいました。


ギンダラ(生)です!

みりん漬けや西京漬けで非常に人気のあるギンダラですが、多くはカナダなど海外で漁獲されたものをその場で漬け加工など施し、冷凍の上輸入してきたものです。
生で流通する近海ものもあるとは聞いていましたが、見かけるのは初めて。
深海魚なので富山湾で漁獲されることはあり、今回たまたま出会うことができたのでしょう。富山に来た甲斐がありました。

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生ギンダラの刺身、アブラボウズよりすごい

今回購入したものは、全長70㎝程度。
2㎏以上はあると思うのですが、内臓が出されているので生体のときはどれくらいだったかわかりません。
未食の魚を調理するとき、内臓をどう食べるか考えるのは非常に楽しいのでこれはちょっと残念なのですが、深海魚の類はとても足が速いので鮮度保持のためにはやむを得ないのでしょう。


3枚におろし刺身にします。
骨が非常に柔らかく、油断すると中骨ごとそぎおろしてしまうほど。

この骨の柔らかさ、バラムツを思い出す……
ギンダラはアブラボウズと近い仲間で大きく言えばアイナメと近い仲間なのに対し、バラムツやアブラソコムツはサバに近い仲間なのでそれほど近縁ではないのですが、深海性で体脂肪率の高い魚ということで共通点は多いです。骨を軟弱にする理由があるんだろうね。。

まあ、バラムツと違って

この脂はワックスではないので、ケツから出る心配はないわけだけど。
それにしても本当にすごい脂……これはアブラボウズよりも体脂肪率高そうな感じですね。

すごいのは筋肉中の脂肪だけではなく

皮下脂肪もこんな感じです。1.5㎜くらいの厚さの層になってるね……
見た目はホッケの皮下脂肪にそっくりです。


断面のようすもホッケそっくり。これはあれだな、デカくてめっちゃ太ったホッケだ。

表皮もホッケに見えてくる





平造りに。
まずは醤油で食べてみましょう。
いただきマース

わさびを山ほど乗せて


…………(;´〰`)あー、うーん、美味いね。
美味しゅうございます。美味しいけど……だめだ、おれはもうこれはダメ、年齢的に。

噛み締めると、口の中で脂が肉汁みたいにびゅーっと出るんだ。
それがもう、正直しんどいです。噛んだ瞬間に胸焼けしたからね。
味もアブラボウズはまだ白身魚の味がするのでいいけど、ギンダラは脂の味ですね……
ワックスじゃないから脂自体は結構美味しいんだけど、限度があるよね。


尾びれから10㎝くらいのところまでは、ほかの部位より体脂肪率が低いというか、筋肉が締まっていて味が濃いので美味しく食べられました。
それでもワサビ山盛り盛り付けて何とか美味しいねって感じ。
これはやっぱり、加熱して食べる魚だなぁ…

味:★★★☆☆
価格:★★★★☆


バラムツ食べたいマンの皆さんにはこれまで「アブラボウズ買え」って言ってきたけど、生で食べる限りギンダラの方がより近い感じがします。
まあ、入手難易度が段違いだと思いますが……いや、小田原以外ではむしろアブラボウズの方が入手難しいのかな……?

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コメント

  1. おたけ より:

     はじめまして、調理師をしている者ですが。最近では、生食用の銀だらが、カナダで養殖され輸入されています。