北海道の誇る庶民魚「なべこわし」の鍋を作るとお鍋はどうなるか

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※※※福岡野食会、引き続き募集中です※※※
1/25 12:00~ 福岡市 樋井川テラスにて開催
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「アバ茶」「塩筋子」などでお世話になっている北海道の美琴さんから、またお魚を送りますとご連絡をいただきました。

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いつも本当にありがとうございます。
これは完全に自慢なんですけど、道北・道東地方に知り合いがいると本当にQOLが上がります。宗谷海峡~オホーツク海の魚は他の地域では手に入らないものばかりなので。ぼくの場合ルーツが西日本なのでなおさら。


さーて、どんなやつが来るかなー……


テッテレテッテッテーッテッテー! カジカ~!
トゲカジカ、でよいのでしょうか。棘だらけのいかちい顔してます。
魚の棘に必ず刺さることで有名な茸本さんですが、鰭以外の部位に三回も刺されたのは今回が初めてです。出血多量でしにそう 


カジカは、関東周辺では小さなハゼのような淡水魚である標準和名カジカのイメージしかないですが、北日本の冷涼な海域には様々なでかい海産カジカ類が棲んでいて食用にもされています。

とくにこのトゲカジカはでかく、50㎝に迫る大きさになります。
じつは関東以南にもアナハゼという海産カジカ類が棲んでいるのですが、食用になることはほとんどありません。食べられないことはないんだけどね。

先日の釣り納めでオハグロベラとともに釣れたオビアナハゼ。 せっかくなので食べてみたい。
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なべこわしの鍋、本当に美味しい

北海道ではカジカ類の美味しいものをまとめて「なべこわし」と呼ぶそうです。
鍋にすると美味しすぎてみんなでよってたかって汁をよそおうとして、ついには鍋を壊してしまう……というところからこの通り名がついたそうですが、一方で「まずいカジカも、食べると怒りが湧いてきて鍋を叩き壊してしまうのでなべこわしと呼ぶ」という話も観測されており「何かあるとすぐに鍋を壊す戦闘民族」という道産子像がぼくのなかに形成されつつあります。鍋にとっても「試される大地」なのだなぁ。


というわけで、北海道風のなべこわし鍋を作ってみることにしました。

同梱していただいた根昆布でベースを作り、ぶつ切りにしたなべこわしを入れて煮立て、日本酒とみりんを入れつつしっかりとダシを取ります。
あらや胃袋も忘れずに。

当地では味噌仕立ての汁に、ニンジンやじゃがいもなどの根菜類を入れるそう。
今回はニンジンと玉ねぎ、そして白菜、キノコ類を入れてみました。

取り分けておいた肝臓をすりつぶして味噌と混ぜ、汁に溶いていきます。


完成! 
豚汁の魚版って感じですかね(`・ω・´)肝から出た脂が浮かんでとても美味しそう。

いただきまーす

……(≧~≦)すごいコク!
味噌を溶く前から濁りが見えるくらいに濃厚なダシが取れていましたが、味噌に抜群に合います!
カサゴとはちょっと異なる濃厚さで、潮汁みたいな素材の味を生かすシンプルな味付けよりも、味噌やみりんでしっかりと味をつけることでいっそう引き立つような感じがします。

なので、味変要素はやっぱり

バターだよなぁ!😆
肝の脂とバターが手を取り合ったらもう無敵ですね。うまいなーこの魚!
とくに肝と胃袋がめちゃくちゃうまい。比重が大きくて鍋の底のほうに沈んでいることが多いので、それを探しているとお玉で鍋底をガサガサしまくることになります。
そして気が付くとテフロン加工の鍋が傷だらけに……(´;ω;`)畜生なべこわしめ……一生恨んでやる……

味:★★★★☆
価格:★★★☆☆


さて、この時期のなべこわしの魅力はこれだけではないみたいで……

( ̄ー ̄)

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