汽水域産コイのキャビアとザリガニのクリームパスタ

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先日、ゆぞくさんや森枝シェフと一緒にフナを釣った、三重県の某河川の河口。


ここで釣れたコイに、大きな卵が入っていました。

写真撮り忘れたので、近縁のハクレンの卵を


コイ科の卵は粒が大きくて味が良いものが多いですが、その一方でめちゃくちゃ臭みをためやすい部位でもあります。
とくにゲオスミン臭はめちゃくちゃ溜まる。腹身の肉より臭いことすらある。もしかして敢えて卵巣にゲオスミンをため込んで、卵を食べようとする外敵を追い払おうとしてるんじゃないのって思うことすらあります。


しかし、当ブログでもさんざん言及してきたとおり、「汽水域」というキーワードはあらゆるコイ科魚からゲオスミンの悪夢を消し去ってくれます。
今回の卵巣も全く臭みはなく、そのまま料理して美味しく食べられそうな代物でした。

今回はちょっと思うところがあり、この卵を塩漬けにしてみたのです。

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塩漬け鯉卵、なんちゃってキャビアという感じ

塩漬けにして丸ひと月放置されたのがこちら。

なんと、塩漬けにしているうちに明るいオレンジ色へと変化したようです。


粒立ちもよく、キラキラと光ってまるで宝石のよう。
ぶっちゃけた話、塩漬けにした後のビジョンはあまりなく、適当に汁物などにして楽しんでやろうと思っていたのですが、これは予想以上の仕上がり。

これは……ちょっと、そのまま食べてみたいなぁ……

しかし、コイ科淡水魚には寄生虫のリスクがあります。汽水域産の個体は若干そのリスクが低いらしく、今回は主要な寄生部位ではない卵巣をひと月余り塩漬けにしたものなのでさらに危険性は低いと思いますが、念には念を入れて一度冷凍処理を行います。
我が家の業務用冷凍庫で-29度・24時間。これだけやればいかなる寄生虫もお陀仏でありましょう。


チルド室でゆっくり解凍したのち、水気をよく切って


デブ御用達海塩バターのスライスとともにクラッカーに乗せて、キャビア風に。
Hey,c’mon Yasuko! Let’s Ritz party!!!

……(`・ω・´)ふむふむなるほど
塩気がかなり強いですが、それに負けないねっとりとした旨味があり、予想以上に上等です。
後味にちょっと川っぽい香りが残り、塩気の強さもあって沢山は食べられませんが、これはこれで美味しい。


気分が良くなってきたのでもう1品作ってみることにします。


まず、どこの家にもあるザリガニのむき身をバターで炒めて


一旦ザリガニを取り出し、小麦粉をダマにならないように炒めて、牛乳でのばしていきます。


コンソメを入れて味をつけ、コイ卵を入れて火を切り、よく混ぜます。これでソースの完成。

パスタを茹でて先ほどのソースと絡め、ザリガニの身を乗せたら

キャビア風コイ卵とスカンピ風ザリガニのクリームパスタ、完成!!

いただきまーす

(≧Д≦)キタコレ!!
やべーですよこれ。強烈なうま味と濃厚な後口、そしてわずかに残る川っぽい香り(しかし嫌ではない)がバターの名のもとに三権分立って感じです。モンテスキューも泣いて喜ぶ味。
その辺の川で採れちゃうものでここまで完成度の高いパスタができるとは……

味:★★★★☆
価格:★★☆☆☆ パスタとバター代だけじゃん!


コイの卵でここまで美味しいんだから、フナの卵で作ったらもっとやべーことになりそうだな……何とかしてうちの近所で美味しいコイフナが釣れる汽水域を探さねば……個人的に千葉が怪しいと思ってるんだよな……



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コメント

  1. 幻動鬼憑きけもの より:

    島根出身で千葉に8年程住んでいました。
    東京湾側の河口で釣れたコイやフナは大変臭くおいしくない(夏季だったせいもあるかも)ですね。
    外房側だと割と悪くなさそうではありますが、温暖なのでもう産卵始まるかも……?

    やはり宍道湖のものが最強だと思います。
    比較的寒い地方ですがこちらもそろそろ産卵期に入りかねないので、早いうちに行ってみては?

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