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 なんかわちゃわちゃしたブログタイトルで恐縮ですが、まずは告知から。



 今年の初夏、突発的に「焼津で野食会やりますッ」とか叫びだして関係各位にご迷惑をおかけした野食ハンマープライスですが、このたび前回と同じく「ななしカフェ」さまにご協力を賜り、野食会を開催できる運びとなりました。ななしカフェの皆様、いつもありがとうございます。
開催要項は以下の通りです。
主催:ななしカフェ
    茸本朗・野食ハンマープライス
日時:2017年10月28日(土)14:00頃乾杯~20:00頃解散(入退場自由)
    
 会場:ななしカフェ
    静岡県焼津市浜当目4-17-1
費用:食材をお持ち込みいただける方 3,000円 
    お酒のみのお持ち込み、もしくは手ぶらでご参加の方 4,000円(いずれも飲み放題付き)
応募:
 現在、10/8開催予定の野食会の応募を承っているところでして、混乱を防ぐため、
10/1(日)19:00~ 募集開始
とさせていただきます。
 フライングはお手つき1回換算、お手つき3回で×マークのマスクをつけてもらいます。
ただ、今回の野食会2017秋(八王子)にすでにお申込みされている方で「焼津の方に回っても大丈夫ですよ」という方がいらっしゃれば、優先的に参加登録をさせていただきます。
ご検討くださいませ。
詳細については10月になりましたら改めて告知させていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
イシワケイソギンチャクを刺身で食べたらどうなるか



 先日のAriakemon GOではイシワケイソギンチャクも採取することができました。



泥の中の貝殻などにくっ付いて棲息している
ワケノシンノス(若い衆のケツの穴)という地方名で知られる有明海のユニークな食材のひとつですね。



 実際はイシワケイソギンチャクは有明海特産の生物というわけではなく、東京湾や伊勢湾など本州以南の砂泥底の内湾ならどこでも棲息しています。
 かつては千葉県浦安などでも漁獲されていた様子。
 現在では食用にする文化は有明海周辺にしか残っていないようですね。



これまで何度か 食べたことがあり、味噌煮やアヒージョ、から揚げなどで美味しく食べられることは体験しています。
 今回はどうしようかな……
……ナマ、行ってみましょうか。
 でもイソギンチャクの触手って刺胞があるからなぁ……
 どことは言わないけど粘膜をイソギンチャクに押し付けたせいでひどい炎症になったという話はたびたび聞くし……
……まあでも、しょせん食材になるイソギンチャク、刺胞毒の強さもたかが知れているでしょう。
 案ずるより食うがやすし。



 イソギンチャクは縦に切れ目を入れて酢でよく洗い、ぬめりを落としてから



 内臓をきれいに削ぎ取ります。
 さすがに内臓つきで生食するのはしんどいだろうということで。
さらに薄くそぎ切りにして


 Sashimi of youngman’s asshole 完成!



 醤油つけると触手がはっきりと見えますな……
 いただきマース……
……
…………うわッピリってキタww
 口当たりはちょっと生臭いけどコリコリして、貝よりは多毛類(ユムシとか)よりの旨味と甘みが感じられていいかな……って思ったのですが、後口に謎の刺激が。
 刺胞毒によるものでしょうか。
 えぐみもあるし、刺身で食べるのにはあまり向いていないようです。
 でも刺身で食べてみて思ったのは「そんなに強い味付けをしないで、本来の旨味を楽しんだ方がいいタイプの食材なのでは?」ということ。
 臭みがあるからどうしても味噌や油を使って調理することになるんでしょうけど、一方でそれが本来の魅力を毀損してしまっているのではないかとも感じるのです。
というわけで残りはシンプルに食べてみましょう。



 下処理し、



 さっと塩茹でにして
カラッカラに干してジャーキーにしてみました。


 いただきマース
……(≧〰≦)
 うん、これは美味しい!
 旨味がギュッと凝縮されて、非常に濃厚な潮の風味とともに、舌の上で心地よく広がっていきます。
 ホヤの干物に似ているけど、もっと甘みが強いかな……
 これはいいね、名物になるかも。
味:★★★☆☆
 価格:★★★☆☆
 ぴちぴちナマモノ若衆のケツ穴より、干からびてしぼんだ奴の方が美味しいというのは面白いですね。
 食欲が粉砕されるので想像はしないように。
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コメント
ナマで いきますか!?
まさにくそみそテクニック
茸本さんは、ノンケだってかまわないで食っちまう人間なんですね。
いいぞ、もっとやれぇ~
(本 買いますね~。んで、伊勢湾にもいるのならモホ~犯を目指そうかな)
ひと手間かけて燻製などはどうでしょうか?