「山の牡蠣」イノシシの金玉で山のカキフライを作ってみた

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その高価さから「山の黒いダイヤ」なんて呼ばれるトリュフ。

しかし今回手に入れたのは、ダイヤよりもありがたい金。

そう、ゴールデンボールです。イノシシの。

秋の松茸狩りでお世話になったOさんからの贈り物です。
ありがとうございます!

以前シカのゴールデンボールは食べたことがありますが、イノシシのは初めて。
一体どうやって食べるのがいいか、調べようと思ってググってみたところ

「イノシシの睾丸は牡蠣と似た味があり、欧米では『マウンテンオイスター』と呼ばれています。」

な、なんですと…!?

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山の牡蠣フライを作ってみた

イノシシのゴールデンボールを食べた人のレビューを見てみると、実際に「牡蠣みたいだった」という評価も散見されます。
しかし、よくみてみると、そういうコメントをしている方は軒並み、生で食べているようです。

生か…イノシシのゴールデンボール、生食はちょっと怖すぎるな…
それに以前五反田のもつ焼き屋さんで豚の生睾丸を食べたことがあるけど、そんなに牡蠣っぽくはなかったような?

まあなんにしても生はやめよう、本当に牡蠣の味がするってなら加熱してもそうでしょうし。


ということで、まずは睾丸を下処理。
管状のもの(輸精管?)を切り離し、薄皮をむきます。


oh…
血管がすごいね。
そしてなんだかツチノコみたい。。

ひとつは半割りに、もうひとつはそのままで

粉をはたいてパン粉をつけて、油で揚げます。
そう、山の“牡蠣フライ”です。

低めの温度でじっくり揚げて、中までしっかり火を通しましょう。
…って、あれ!?

なんか、膨張してる…?
ああっ、衣にヒビが!

…剥がれちゃった(;ω;)
ただでさえ表面がツルツルしてるのに、加熱によってどんどん膨張してしまい衣が意味をなさなくなってしまいました。ってか膨らみ方やばっ。いったい何でできてるんだこれ(精巣です)

しかも…

まだ火が通り切ってない。
丸ごと加熱するのは色々と難しそうね…

やむなく、一口サイズに切り出してから改めて衣をつけ、揚げ直しました。

いただきまーす

…(╹〜╹)
……レバー、やね。。
鉄臭さの少ない食べやすいレバーという感じです。アンモニア臭さや生臭さも特にないです。
ないけど……これ、牡蠣じゃ、ないねぇぇぇえええ

牡蠣に我々が求めるトロッとした食感、柔らかさ、甘み、そういうものは全く感じられません。
いったいメリケンどもはこれのどこに牡蠣を見出したんだ……牡蠣食べたすぎて幻覚を見たのか?
それともあれか「牡蠣みたいにスタミナつきますぜ」ってことかしら?なんせキンタマだしな。今のところ特に変化は感じませんが……

味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆

モツと思って食べたらなかなかいいものだと思うけど、牡蠣と思っては食べないことをオススメします。

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コメント

  1. ぐり より:

    下処理した後の見た目、人間のタマにそっくりですね……
    どんな動物も似てるのかな……?

  2. 毎日の楽しみにさせて頂いてます。
    ただの科学的観点から見た仮説程度の話なのですが、加熱温度の影響で脂肪酸(アラキドン酸)が酸化し、レバーっぽい風味になってしまったのではないでしょうか?
    レバー等もそうだと思うのですが、生で食べた方が臭みが無いのと同じ原理なのでは…?
    生で食べたからと言って牡蠣様な味になるとは考えにくいですが。

  3. はなび より:

    きゅんってなりました

  4. Nue より:

    友人のアメリカ人がうれしそうに、ロッキーマウンテンオイスターていうのがあるんだぜ、ウヒヒヒとか言っていたのを思い出しました。去勢した時の牛の睾丸を網焼きするとまるで牡蠣みたいだから、と言ってましたが、味まで牡蠣みたいかどうかは聞きそびれました。

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