お尻からオイルを噴出する系フィッシュの卵で作るカラスミ「油魚子」を食べてみた

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ビッグコミックスペリオールにて
「僕は君を太らせたい!」
連載中!
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ご無沙汰しております!!
毎日更新はおろか丸ひと月更新をサボるくらいの勢いでおりましたが、何とか久しぶりに更新ができました。約束を守れず申し訳ありません。
この間いろいろあったのですが、現時点でお伝えできる告知は以下の通りとなります。

① 漫画「僕は君を太らせたい!」単行本第1巻 11/12(月)発売!!


皆様のおかげでいよいよ単行本が出ます! 
茸本の実体験に基づくと噂のおまけ漫画も収録されています。ぜひ是非お買い求めください!

② 漫画「僕は君を太らせたい!」単行本発売記めしイベント開催決定!!


プレッシャーでおしっこちびりそう。銅蟲さんとぼくで札束で殴り合うカンジの対決になると思います。

③ テレビ出演決定!

11/23(金祝)22:45~ とあるテレビに出演させていただきます。
詳細については情報公開解禁後に改めて告知させていただきます( ̄▽ ̄)
ライブビューイングもやっていく予定です。

頑張っていきますので、皆様ぜひお楽しみくださいませ。。

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憧れの「アブラソコムツのからすみ」を食べた!

さて、更新再開一発目は何のネタにしようかなと悩んだのですが、やはりここはワックス行っとこうかということで

こちらを紹介したいと思います。

当ブログでも1,2を争う人気食材(食材かな?)であるところのアブラソコムツ&バラムツ。
アブラソコムツ,サットウ,釣り

体脂肪の大部分が人間では消化できないワックスエステルのため、食べるとお尻から不随意に液体オイルが噴出し死に追いやる(社会的に)という、お尻から何かを出す話が大好きな皆様のために存在している魚です。
好きな女の子に食べさせたい魚ランキングでは常に上位に位置しています。や〇い魚って呼ぶのをやめろ!


で、この魚、日本ではそのあらゆる部位の流通が禁止されているのですが、諸外国では食用に用いているところが少なからずあります。
その一つがお隣・台湾。
南部に位置する港町「東港」で、彼らの卵巣を使ったカラスミ「油魚子(ヨウユーズ)」が作られています。


カラスミは一般的にはボラの卵巣で作られるものが最上級とされていますが、これはなぜかというと、ボラの卵巣にはワックスエステルが多く含まれているから。
消化こそできないワックスエステルですが、カラスミのねっとりとした強いコクはこれによりもたらされています。
なのでカラスミも食べ過ぎるとお尻からボラ汁ぶしゃーになるはずですが、そんな大量に食べるもんじゃないので(高級珍味だし)大丈夫なわけです。
(ボラの体脂肪はワックスエステルではないので、身はさらに安全)

で、ワックス魚の卵巣は当然ながらワックスエステルじゃばじゃばなので、それでカラスミ作ったらうまいんじゃねーの? → やっちゃえ!
みたいな流れで、比較的近年になって作られるようになったのが油魚子だそうです。
結果的には大変な美味で、この油魚子とクロマグロ、サクラエビをあわせて「東港三宝」と呼び珍重するようになった、ということです。


ワックス魚には人並みならぬ因縁がある茸本、ぜひこの油魚子を食べてみたいと思っていたのですが、残念ながらなかなか手に入らず。
そもそも日本で売られることはありえず、台湾でも台北周辺ではあまり見かけることはないそうなのです。

ただ最近、ぼくの両親がしばしば台湾に行くようになりまして、お土産にカラスミを買ってきてくれるようになりました。
先日も「今年も行ってくるけど、なんかお土産要る?」と連絡をくれたので、ダメもとで「油魚子買ってきてちょ」とお願いしてみたところ、台北じゅうをめぐって見つけてきてくれました。
ありがたや、やはり持つべきものは息子のライフワークに理解のある親……



油魚子、やはり通常のカラスミより高いらしく、このサイズで5000円ちょっとしたそうです。
まあでも、日本産のカラスミよりはずっと安いよね。ちなみに台湾ではボラのカラスミも2000円弱で購入できます。さすが世界最大の産地。

観察をしましょう。

色は通常のカラスミよりもはるかに濃いですが、魚臭さはむしろ少ないです。
ワックス魚、本体もあんま魚臭くないんだよね。それがまた不気味なんだけどさ……

スライスして味見してみましょう……

……(≧ω≦)ウマーイ‼‼
カラスミよりもよりねっとり感が強く、キャラメルみたいなくちどけです。
よくカラスミを「海のチーズ」と例えることがありますが、これは海のゴートチーズ(スキクイーン)だな。

塩気はカラスミよりまろやかで、全体的にやさしい味なのにコクが強い。
やはり、ワックス含有量がより多いためにこのような味になっているのでしょうか。

カラスミに倣い、大根の薄切りと合わせていただきましょう。

いやー素晴らしい。さらにまろやかで食べやすくなりました。台湾の珍味だけど、日本酒飲みたい。

ちなみに東港ではリンゴスライス・ニンニクと合わせることも多いようです。

ふむ、これもまた乙ですね。甘いリンゴと合わせると生臭みが立つような気がするけど、全然そんなことはないです。
塩気と甘みが引き立てあって、生ハムメロンの変則アイディアというカンジ。
やっぱりカラスミの上位互換といっても問題なさそうです。

味:★★★★☆
価格:★★★★☆



アブラソコムツやバラムツを狙って釣りに行くことは多分もうないと思うんだけど、深海釣りで釣れてしまう可能性はあります。
やつら水圧を苦にしないので、リリースしたら深海に戻っていくバケモノなんですが、もしワンチャン抱卵個体が釣れたら……油魚子作ってみたいかも……
でも外見からじゃわかんないし、むずかしーかな(;^ω^)

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コメント

  1. デミ より:

    雑誌記事もあったような。

  2. ヒラス より:

    コメントは初めてですが、ブログの初期の頃から楽しく拝見させていただいています。
    茸本さん達の活動により野食というジャンルを知りました。最近は野食の認知度が急増に広まって来てますね。皆様方の活動があるからそこですね。
    テレビ出演楽しみです。これからのご活躍も陰ながら応援させていただきます。
    ブログの更新頻度の方も上げていただけると嬉しいです笑

  3. kg より:

    いつも楽しみに拝見させて頂いております。
    更新楽しみにしていました!

    お忙しいようですのでお体に気を付けて頑張って下さい!

  4. マック より:

    良かった生きてた!
    ココアの香りのキノコが実は毒キノコだったのでは、、と心配しておりました!

  5. かもめ より:

    はじめまして。
    更新待ってました!いつも楽しみに拝見させて頂いてます。
    何かイケない物を食べられたかと思いました。
    これからも茸本様のご活躍を応援しています。

  6. 卯奈 より:

    これは ぶしゃー しないのでしょうか?
    量が少ないから平気なのかな。 お体おだいじに。

  7. KOH より:

    彼ら? 卵巣使うなら彼女たちですよ。

  8. kaiou より:

    あら、するとアブラソコムツ等もその身もカラスミと同じ工程を経て水分と余分な油分を取り除けば危険度は減るうえに美味しくなるんじゃないでしょうか???