活け締めアンコウのほほ肉を刺身で食べてみた

トークイベント “野食のハナシ”@阿佐ヶ谷ロフトA いよいよ明日となりました!!

トークイベントなのに話すことをざっくりとしか決めてないですが、まあ何とかなるでしょう。
というかぼく昔からカンペ作っていくとロクなことにならないんだよ……思い出すぜ入社式の新入社員代表あいさつ……


ゲストの皆様、そしてお越しいただく皆様、明日はどうぞよろしくお願いいたします!
あ、チケットは当日券より前売り券のほうがお得なのでぜひ本日お買い求めくださいませ。浮いた分は明日、ウツボ汁に倍プッシュだ!!

 

歳末大アンコウフェス@佐島

年末、年越し用の魚を買いにマルヨシ商店さんに伺うと、生け簀の中には

大きなモンゴウイカ(カミナリイカ)


おめでたい色をしたカニ


煮付け用の子持ちイシガレイ

そして、普段生け簀ではあまり見かけないシルエットが。

アンコウじゃんかこれ!
専務さんこれキアンコウ(本あんこう)ですか?


マルヨシ商店Twitter担当専務さん(ダンディー)「これはくつあんこうだねー」

ありゃ、間違えた(´・ω・`)
言われてみると確かに胸鰭が後ろ寄りだし、細長い。
あとシルエットがバンジョーっぽいですね。


アンコウの世界はいろいろと紛らわしく、標準和名アンコウは流通上は「くつあんこう」、標準和名キアンコウのことを「本あんこう」と呼びます。

こちらがキアンコウ


胸鰭は真横にあり大きく、上から見たシルエットは琵琶っぽい。

キアンコウのほうが大きくなるため珍重されるといいますが、味はほとんど変わんないような気がします。
価格はアンコウのほうがちょっと安いそうです。

個人で買うにはキアンコウはでかすぎるので、吊るし切りしたいマン以外のみなさまにはアンコウがおすすめかもです。


しかし、やっぱり生け簀にアンコウがいるのは非常にインパクトがあります。
専務さんによると「普通の網には入らないのに、しらすの巻き網には結構入ってくる」そうで、こんななりして意外と活発に動くんですね。

それとも、こんなもっちりぐでんぐでんの魚でも機敏になっちゃうくらいしらすが美味ということか。二郎みたいなもんか。


そういうわけでしらす漁の盛んな相模湾ではアンコウ類の水揚げがそこそこあり、アンコウで有名な大洗、那珂湊あたりからも買付があるそうな。
ってか大洗ってアンコウ有名だけど、いざ買いにいくとよその産地のばっかりだったりするよね。名産地というより集積地ってことなんかな、フグにおける下関みたいな……

せっかくなので刺身にしてみた

蘊蓄語りはこの辺りにして、早速買ってみましょう。
ちょうど1kgくらいで1500円でした。かなり安いなという印象です。

専務さん「神経抜いときます?」

えっアンコウも神経抜きできるんですか!? お願いします!

スズキ型の魚同様、首の後ろを断ってワイヤーを挿し込み、神経を抜いてくれました。


帰宅し、早速調理開始。
手を怪我しないようゴム手袋を装着し、お酢を全体に回しかけてヌメリを固め、擦り洗いをして落とします。


このサイズであれば、吊るし切りよりもまな板の上で捌いていくほうがラクです。
どうしてもインスタ映えさせたい人は吊るしてもいいです。胃袋小さくて水あんまり入らないから、固定しづらいけどね。


アンコウは全身がどぅるんどぅるんしていて柔らかいですが、要所要所に鋭いパーツがあるので油断しないようにしましょう。


あと、捌いてるときに口の中に指が入ってしまうと、頭部の重みで口が閉じて、鋭い歯が指にめり込みます。

こんな風に……
このとき無理矢理引き抜くと指がズタズタになるので、慌てずゆっくり口を開かせてから指を抜きましょう。

歯形ついた





このあとは皮や鰭、胃袋、肝などの主要なパーツを取り出し、鍋や汁など好きなものに仕立てていけば良いのですが、今回はせっかく鮮度がいいものが手に入ったのでお刺身を作ってみました。


ほほ肉のね。
どんなに新鮮でも、アンコウの筋肉は水っぽくて、刺身にしてもあまり美味しくないです。


あと魚食魚だけあってアニサキスがかなり多いのですが、身が濁ったクリーム色なので、筋肉中に入り込んだアニーを目視で発見するのが難しい。

ほほ肉だと普通の筋肉よりもしっかりしていて濃厚な味があり、またアニーのリスクも低いのではないかと考えました。


顔の皮を剥き、


切り出します。

いただきマース

……(`・~・´)
貝柱みたい。。
プリっとした食感があり、サクサクとコリコリの中間みたいな歯応えで、ほんのりと甘味があります。

昆布締めにしてポン酢で食べたら美味しそう。

味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆



すげー美味って訳でもないですが、こういうレアリティを楽しむ食材ってのも楽しいもんですよ。

 
 
 

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