先日、房総に行く機会がありまして、道の駅などを冷かしてまいりました。
道の駅の海鮮丼でカニカマは無しだろ……だったらイケスにいたタカアシガニのせろや
なお、タカアシガニの時価 pic.twitter.com/lb9vnOiiSU
— 茸本朗(野食ハンマープライス) (@tetsuto_w) 2018年3月4日
あら煮にタイノエ入ってた
サービスかな?美味しくいただきました pic.twitter.com/aaVhkAnSiS
— 茸本朗(野食ハンマープライス) (@tetsuto_w) 2018年3月4日
房総のグルメといえば海の幸。
その中でもユニークなのがクジラ。(クジラって海の幸って言っていいのかな?)
 外房・和田浦のクジラ漁が有名なこともあり、房総各地でクジラの加工品を買うことができます。
何か変わったクジラ加工品ないかな……と思いながら物色していると、とある道の駅にて目立つのぼりを発見。


 クジラコーナーか……なんかあるかなぁ。



 すげぃ! 
 思わずシマリスくんみたいな声が出ますねw
 なるほど、酢豚にクジラを使ったから「酢鯨(すげい)」か……これは美味しそう。
 美味しそうだけど、味が何となく想像つくなぁ……
と思いながらふと視線を横に動かすと



!?(少年マガジン風)
「珍宝の珍に珍宝の宝で珍宝デース」
 「それもうただのチン○じゃないのさ」



 ということでクジラの珍宝です。
 珍宝とありますが(こうがん)と書いてあるのでチン○ではない、各位ご査収ください。


 原材料は睾丸、調味料となっているので加工品ですね。そのまま食べられそう。



 あと、その横にあった「皮刺身」っていうのも気になりました。
 表皮とその下の脂肪の層は、湯引きされた「オバイケ」の状態や、塩漬けにした「すまし」なら何度か食べたことがあるのですが、全くの生は初めてです。




なお、珍宝の皮ではないです。


 ふたつとも購入し、持ち帰ってきました。
タマは美味いがカワは……



 さっそく食べてみよう。
まずは珍宝から……


 ……(`・~・´)
 うん、これは……レバー?
 食感は豚レバーの燻製に似てます。
 昔、五反田のもつやき「ばん」で食べた豚の睾丸刺しのような「トロッとした食感」と「若干のアンモニアの風味」を想定していましたが、実際は凝縮感のある歯ごたえでクセはほとんどありません。
 もちろんクジラらしい「海獣臭」はありますが、醤油を効かせた調理法のためか気になるほどではありません。
誰でも食べられる系珍味です。話のネタにも最良でしょう。
味:★★★☆☆
 価格:★★★☆☆
 続いて皮の刺身。


 純白の脂の層は馬のたてがみを彷彿とさせます。
 なんかおいしそぉ……(・ω・*)



 馬刺しのたれでいってみましょう。
 いただきマーsブフォア-!(´Ж`;)
口の中に瞬時に広がる破壊的な海獣臭!! 
 ぼくは海獣臭が大の苦手なのですが、これはそういうレベルじゃない!
 水族館のイルカプールの海水を濾過した後のフィルターを口に入れられたような気分です。
キッツイわこれ……



 やむなく湯引きして



 酢味噌でいただきました。
 これなら何とか食べられる……
味:★★☆☆☆
 価格:★★★☆☆
 クジラ好きな人ならいけるのかな……どうなのかな……
 自信ない人は塩皮を買って湯引きするか、おとなしくオバイケを買ったほうがいいと思います。
 久しぶりの強敵でした。
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コメント
鯨の皮は鯨肉と一緒に刺身で頂くものなんです…