塩ウズワでインスタント漁師飯

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先日、冷蔵庫を整理していたら、奥の方から得体のしれない物体が出てきました。

ジップロック越しにも伝わってくるオーラの威力に思わず円を発動します。

取り出してみると……

……あ、これあれだ、マルソウダの塩漬けだ。


去年の夏、マルヨシさんで買った新鮮なマルソウダをすぐに塩漬けにして置いておいたんだった。

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塩ウズワ

西湘から東伊豆にかけてはこのソウダガツオの塩漬け、いわゆる「塩ウズワ(ウズワはソウダガツオの地方名)」がポピュラーな郷土食になっています。
作り方はごく簡単で、たっぷりの塩をすり込んでそのまま冷蔵庫に保存しておくだけ。
3日間は必ずおいて、4日目以降が食べごろとのことですが、すっかり忘れていて8か月もたってから思い出しました。


嫌気状態で保存していたため、アンチョビさながらの強い発酵臭がします。
腐敗はしていないと思いますが、いちおう味見をしてみます。


……(≧*≦)
しょっぱ!! でもかなり旨味が強くて良いですね。
これはいろいろ使えそう。

塩ウズワでインスタントご飯を作ってみた

通常、塩ウズワはそのまま焼いてご飯に乗せたり、お茶漬けにしたりして食べられます。
なんですけど、今回はせっかく発酵してくれているので、少し変わった角度で食べてみたいと思いました。

ヒントになるのは西伊豆の「塩鰹」。

潮かつお/塩鰹

西伊豆の郷土料理である塩鰹は、秋に獲れた鰹にたっぷりと塩をして陰干しし、熟成させた発酵食品です。
保存食であり、そのまま焼いて食べるほか出汁のもととしたり、最近ではB級グルメとしても知られている「塩鰹うどん」に使われたりします。

今回の「発酵塩ウズワ」も、同じように食べられるのではないでしょうか。


まずは塩ウズワを薄くスライスし

沸騰したお湯を注ぎます。
すぐに心地よい魚の香りが湧きあがり、濃厚な旨味エキスが見る見るうちにお湯に溶けだします。


ネギとごまをふれば、即席お吸い物の完成。
まさに伝統的インスタント食。

いただきマース
……(≧〰≦)
美味しい! 味が濃い!
元気でるぅー!!
そのまま白ごはんにぶちまけるだけでだいぶごちそうになりそうですね。

味:★★★★☆
価格:★★★★☆



続いて、塩ウズワうどん。

まず、うどんを茹でます。

なぜか五島うどんしかなかった


茹であがったらザルにあげて冷水で締め、どんぶりに盛ります。


塩ウズワは焼いてほぐし、


磯海苔、ねぎ、ゴマなどと一緒にうどんに乗せて


醤油をひとかけしてよく混ぜます。

イタダキマス
……(≧∀≦)
これも美味しー!!
本家・塩鰹と比べても全く引けを取らないです。というか単純な旨味だけでは塩ウズワのほうが上かも……?

味:★★★★☆
価格:★★★★☆



しょっぱいので一気にたくさん食べられないですが、しばらくは持ちそうなのでちまちま使っていきたいと思います。
アンチョビの代わりにも使ってみたいな……

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コメント

  1. りょーへ より:

    発酵食品と言えば、鮒寿司ってどうなりました?何か最後に手を加えたまま終わってた気が….

  2. 潮ウズワ美味しいですよねー。
    しかも長期間保存がきく所が良い所です。
    我が家では1年半も寝かせてしまった事がありました。
    食べましたが、少しだけクサヤみたいな匂いがしましたが、味は良かったです。
    お腹が痛くなる事もありませんでした。
    ソウダは捨ててる釣り人が多いので大事に食べてくれる方がいるとうれしく思います。

  3. へちま より:

    茸本さん、はじめまして(゚д゚)度々お邪魔してニヨニヨ楽しませていただいております。
    うほっ…いい塩漬け…ですね、実に滋味深かそうで色々工夫次第で楽しめそうです。
    我が家の手をつけなかった3年ものの赤ミズの塩漬けも冷蔵庫整理の際に思い切って
    塩抜きして食べたところ沢のせせらぎのような心地よい風味がしっかり残っておりました。
    塩漬けは古代から受け継がれた先人の知恵ですよね(`・ω・´)キリッ