「フグをカニみたいな味にする」という神をも恐れぬ所業(& 焼津野食会2018初夏 のお誘い)

シェアする

焼津野食会2018初夏 やります

主催:ななしカフェ
   茸本朗・野食ハンマープライス

日時:2018年5月4日(金)14:00頃乾杯~20:00頃解散(入退場自由、会場素泊まり可(別途宿泊料を頂戴します))
   
会場:ななしカフェ
   静岡県焼津市浜当目4-17-1

費用:食材をお持ち込みいただける方 3,000円 
   お酒のみのお持ち込み、もしくは手ぶらでご参加の方 4,000円(いずれも飲み放題付き)
手ぶら枠大歓迎です! エクストリーム参加もウェルカム(`・ω・´)

参加申し込み:こちらからどうぞ(≧ω≦)

今回は子豚の張飛風丸焼きをやる予定ですので三国志ファン・北方謙三ファンの皆様のご参加をお待ちしております。

広告
広告

東京湾産天然トラフグ(4㎏サイズ)

野食感謝祭の翌日、ペンさん・みやけんさんからトラフグの写真が届きました。


なんでも数年前からトラフグが東京湾で繁殖するようになっており、釣り船も出るようになったそうです。


大阪以西の皆さんからすれば「トラフグ? ちょっと高いけど美味いよねー」くらいのイメージかもしれないですけど、東日本はトラフグがあんまり取れないのもあっていまだに超ウルトラスーパー高級魚です。
とくに天然ものともなると、ふつうに動いてるだけじゃまず手に入りません。

へーいいなーうらやましーなどと思いながら粛々と仕事をこなしていると、みやけんさんからLINEが入りました。
「虎、後程お持ちします!」

……!?
いやちょっと何言ってるか分からない。
えっ、トラフグ、くださるの?

「ぼくもう食べたんで!」
マジすか……!? えっなにそれ、川崎に神降臨……?

あ、あれかな、こないだアコウダイとベニアコウをおすそ分けしたから、そのお礼とか……?
いやでもあれはデカすぎて食べきれなかったから助っ人として呼んだだけだったんだけどな……
いやーでもこれは宝くじ当たったレベルの幸運だわ……ありがてぇありがてぇ……


そして夜、みやけんさんが持ってきてくれたのが


こちら!

デwwwwwカwwwwwwwwwイwwwwwwwwwwwwwwwwwwワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

なんでも4キロくらいあるらしいです。
見てよこの口。ニッパーそのものじゃん……

スプーンも一口ですっぽり入る


ワイヤーハリスをぶっちぎっていったそうです。噛まれたら指ちぎれるな。

こんなサイズ、お店で買ったらいったいどうなっちゃうのかしら……
参考にトーキョーシティでは、30㎝位の養殖フグのみがきが8000円くらいで売られております。

トラフグの本気を味わってみた


いただいたトラフグはまずなじみの魚屋さんに持ち込んで、みがきにしてもらいます。
手間賃と有毒部位の処理費用に3,000円。相場観がないのでなんともわかりませんが、少なくとも天然トラフグを食べるための費用と考えたらクッソ安いでしょう。

このサイズになると生よりも加熱したほうが美味しいとのことです。
一応薄造りを作ってみましたが……

……ごめん、おれ天然トラフグ食べるの生まれて初めてだから、よくわかんないやww
まあでもこの身質、間違いなく加熱することで化けるやつです。


ということでぶつ切りにして、から揚げと


鍋に。

いただきマース

……(≧ω≦*)ウヒョー!!
一口ごとにムチぷりジャキッムチぷりジャキッという擬音が口から脳内に響き渡ります。
これは魚の肉とは思えない。。
例えるなら上質の地鶏もも肉から脂を抜いて、ゼラチン質をマシマシして、旨味を倍にしたような感じです。

唐揚げにすると旨み汁が口の中にじゅわっと溢れ、鍋にすると具の野菜をスーパーヤサイ人にするという両刀オッケーイ!な存在感。

これが……これがトラフグの本気か!!
貫録のうまさというほかありません。

味:★★★★★
価格:青天井

トラフグで「がね炊き」を作ってみた

さてせっかくのどデカいフグ、ちょっと変わったものも作ってみたいと思います。
それは「がんばのがね炊き」
長崎県島原地方の郷土料理で、春先に大量に接岸するトラフグ(当地ではがんばと呼ぶ)のアラを酒や醤油で煮切るという料理です。

がねとは「カニ」のことで、こうやって料理するとフグがまるでカニのような味わいになるからという理由で名づけられたそう。


いやいやいやwww待ってwwwwwなにそのよくばりセットな名前はwww
フグをカニみたいにって、罰当たりにもほどがあるでしょ。

面白すぎるのでやってみるしかない、そう思い作ってみることにしました。


まず、トラフグのアラに少量の日本酒を振りかけて、乾煎りします。

これを取り出し、鍋に醤油、日本酒、みりん少量を入れて沸騰させ、


そこに乾煎りしたアラを入れて煮詰めていきます。


途中で梅干し(フグの毒に効くと信じられていた)それからニンニクの葉……が手に入らなかったのでギョウジャニンニクを刻んで入れます。

汁気がなくなったら完成。


うん、いい香りがする(`・ω・´)
いただきマース


……(`・〰・´*)
うん、ムチムチぷりぷりで美味しい。
そして、初めに乾煎りすることで水分が飛び、繊維感が強く感じられるようになっています。
そこに醤油が絡むと……カニ…………いややっぱりフグ………………


あ、いや、ちょっとカニだ!
これはケガニとかズワイ、タラバガニとかじゃない、島原でも良く獲れるワタリガニ(ガザミ)の、胸の部分の肉の食感に似てます。

血合い肉だけは魚っぽい


冷静に食べるとフグはフグなんだけど、カニだって思い込んで食べたら十分カニです。
これ、結構面白いなぁ……!

味:★★★★☆
価格:青天井(アラでも高い)


昔どっちの料理SHOWスペシャルで「カニvsフグ」ってあったじゃん。
あれで出演者みんな死ぬほど頭悩ませて選んでたじゃん?
確かカニがかったと思うけど、もしもフグサイドがこの料理出してたら勝ってたんじゃないかなぁ……w

広告
広告

シェアする

フォローする

広告
広告

コメント

  1. 豆戦車 より:

    大物ですね。4kgの天然ということで7~8万程ではないかと思うのですが……

  2. ひろまえ より:

     フグって愛嬌のある魚だなぁ、って思ってたんですが、
    巨大すぎてもはや怖いとしか思えないのでした。

  3. 夢の天秤 より:

    でっか!

    フグの免許ほしいなあ

  4. 西洋居酒屋 より:

    関西の安いトコロでも、夏で2万前後〜、冬だと3万後半〜(♂か♀かで値段が万単位で変わる)でしょうかねー。