インディゴブルーが見事なルリハツタケは、美しく稀少、それでいて不味い

シェアする

先日、名残のサマーポルチーニ(ヤマドリタケモドキ)を探していたとき、偶然にルリハツタケを見つけました。


ルリハツタケは有名な食用キノコであるハツタケ(初茸)や、昨日のテーマにしたチチタケと同じ仲間のキノコで夏に発生するのですが、かなりレアなキノコとして知られています。
このキノコを見るために遠路はるばる駆けつけるキノコマニアも多いとか。今回近所で見つけられたのてとってもハッピーなんだと思います。


ルリハツタケの魅力はその美しさ。

和名に「瑠璃」、学名に「indigo」と含まれていることからもわかる通り、その特徴は何よりも、その透き通るようなブルーの色合いにあります。

今回採れたものはどちらかというとターコイズブルーでしたがやっぱり美しい。すぐにそれとわかりました。

ポルチーニは残念ながらひとつも採れなかったのですが、ルリハツタケが採れたので満足です。
前からこれ、食べてみたかったんだよなぁ……

広告
広告

ルリハツタケを食べてみた

ルリハツタケ、色こそあまり食欲わく感じではありませんが、一部では味が良いキノコだと言われています。
ハツタケに似た味がするという噂も。


確かに、同心円模様やひだの様子はハツタケに良く似ています。
またハツタケは、傷つくとそこが青緑色に変色する特徴があり、色的にも類縁性を感じざるをえない。
ハツタケはぼくが最も好きなキノコのひとつで、油炒めにしたあとご飯に混ぜこむとサイコーに美味しくなるのですが、ルリハツタケが似た味なら、混ぜご飯がきっと美味しいはず。
というわけで作ってみました。



ルリハツタケを薄くスライスし、サラダ油、砂糖、醤油、昆布だし、味醂で炒め煮にします。
ルリハツタケのブルーは調理しても消えないという話を聞いていたのですが……


ハツタケに似たくすんだ青緑になってしまいました。青色が残ってたら、かつて流行った「ポーション炊き込みご飯」みたいな色合いに生るんじゃないかと思って楽しみにしていたのですが……残念。

炊き上がったご飯に混ぜれは、完成です。
今回は翌日に採れたアカハツも同様にして「青赤ハツタケご飯」にしてみました。

FC東京サポは感涙ものですね。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 茸本朗 初の単著「野食のススメ -東京自給自足生...

そしていざ、試食。
いただきまーす。

……(´・~・`)あれ……?
アカハツご飯はいまさら言うまでもなく美味しいですが、ルリハツタケは……
なんか、苦い……?

いくつか破片を食べてみましたが、香りこそハツタケにとても良くにているものの、後味にはっきりとした苦味が残ります。
しかもクロカワやニオウシメジのような爽やかでアクセントたる苦味ではなく、頭痛薬のような危険を感じる苦味。

しかも、歯ごたえが非常にモサッとしています。ハツタケ類はどれもあまり歯ごたえは良くないのですが、このルリハツタケはそのなかでも下の下。
旨味自体はあるキノコだと思うのですが、総合点としてはあまり美味しいとは言えません。残念。

味:★★☆☆☆
価格:★★☆☆☆


もっと小さな幼菌なら美味しいのかなぁ……でも今度は苦味が強くなりそうだしなぁ……
青い飯作りたいので、来年もっと小さいのがとれたらまた再トライしてみます。

広告
広告

シェアする

フォローする

広告
広告

コメント

  1. 趣味園芸家 より:

    ルリハツタケはハツタケなどと同様の食味だと思っていたのですが、そうでもないんですね。
    皆さん美味しいとおっしゃるのですが、私はハツタケとアカハツがそもそも口に合いません。
    同じベニタケ科ではアカモミタケは好きです。