シラスの代わりにカマキリ仔虫を食べるというアイディアについて

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新元号、決まりましたね!
環境保全への意識が高まった平成時代が終わり、令和時代は「生き物が増え、多様性が戻った」という結果のみが求められる時代になるでしょう。
ひとりひとりが自らの生活を見直し、可能な範囲で環境保護に寄与できるよう、まずはできることからやっていくべきでしょう。

というわけなので、今日はカマキリの幼虫を食べてみたいと思います。

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カマキリ仔虫はシラスの代わりになる?

話がぶっ飛びすぎるとお怒りの御仁がいるようですね。
申し訳ないので説明すると、カマキリの卵塊から孵化したばかりの仔虫が美味しい、という話が昆虫食クラスタの中では比較的知られていまして、それを聞いたときに「生まれたての子を食べるというのはつまりシラスを食べるようなもんかね」と思ったんですよね。


いまシラスって結構どこでも漁獲量下がってて、それは乱獲のためじゃないか、という説があります。
昔ながらのおかず程度ならよかったんだろうけど、いま海岸べりの観光地行くと猫も杓子もシラス丼出すじゃないですか、そりゃあ減るよねって話なわけですよ。
シラスが減るとその親であるイワシ類の数が減るのはもちろんのこと、食物連鎖の土台であるこれらの魚が減ることでそれを食べる魚たちの数も減り、ひいては沿岸における各種魚介の漁獲量が減ってしまうという負のスパイラルが発生します。
相模湾にはすでにその兆候が見られるそうです。鎌倉名物生シラス丼のせいかな?


とはいえ突然シラスを喰うな、獲るなってなったら多くの人々が路頭に迷うことになるので、まずはシラスの代用になりそうなものを考えてみて、それからどこまで置き換えていけるかを考えてみるのが良いのではないかと思うのですね。
そして冒頭のテーマに戻るわけです。


いうまでもなくシラスは魚類、カマキリは昆虫であってそこにはとてつもなく大きな隔たりがあるわけですが、「生まれたばかりの小さな子を集めて食べる」という1点においては共通しています。
もしかしたらワンチャンあるんじゃないか、そういう期待を込めてトライしていきます。


まずは冬から春にかけ、野山に混じりてカマキリの卵のうを採取します。
今回は先日のフェモ狩りの際に見つけたものをキープしていきます。とはいえひとところで採りすぎるのも生態系バランスを崩すので、少量ずつに留めましょう。


これをジップロックなどに入れ、暖かく適度に乾燥した場所に保管しておきます。


ひと月ほどすると

おー出とる出とる。


いいカンジにシラス仔虫が湧いてますね。


これを集めて、塩を入れて沸かせたお湯にさっと通し、


集めてご飯の上に盛ります。
釜揚げシラスならぬ釜揚げカマキリですね。

食べてみましょう。
いただきマース

……(`・〰・´)
うーん、あ、結構味ある。
塩味合うね。わずかにプチっとして、サクッとして、何に近いかな……


……あ、アミエビだ。これアミエビ。
瀬戸内とかで売ってるアミの塩漬けの食感だ。
味はアミエビから魚臭さを取っ払って、旨味を半分くらいにしたような。

いずれもシラスとは全く違いますし、風味も全然違います。
味は悪くないけどね。
これ、もしかしてアミエビみたいに集めて塩漬けにして熟成させたら美味しくなるのかな。
イナゴの発酵調味料とかあるしね、そんな感じになるかもですね。

味:★★★☆☆
価格:★★☆☆☆

シラスではなかったけど

というわけで、カマキリの仔虫は悪くない味ですが、シラスの代わりにはさっぱりならないということがわかりました。
まあ、案の定ってところです。
ではなぜわざわざそんなことを試したのかというと、たとえばこの「シラスの代わりにカマキリの仔虫食べたけど代わりにならなかった」という話を誰か別のひとにすることで、

・シラスの採りすぎが環境破壊を招くこと
・カマキリの仔虫が食べられること

の2点を知ってもらえるかもしれないなぁと思ったからです。
別にゲテモノ食いの文脈で語られたっていいんですよね、興味を持ってもらえたら。
昆虫食っていろんな文脈があると思うんですけど、ひとつ言えるのはこういう遊び心は許される界隈なので、今後も突拍子もないトライをやっていってみようかなと思っています。


あ、最後にひとつだけ。
カマキリは現時点では絶滅が危惧されている生物ではないですが、生態ピラミッドの上位にある生物なので、採取圧の影響が出やすいです。
なので乱獲は絶対に慎んでください。

そもそも孵化したての仔虫をごっそりいただくなんてのは環境に対して少なからぬインパクトを与える行為なので、書いておきながらあれですが推奨はできないですね。
まあ、言ったらそれはシラスも一緒なんだけどさ。

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コメント

  1. ニョ~ボさん より:

    生き餌を食べるカマキリよりも、
    養殖出来るコオロギのベイビーなら
    丼もりもりでいけるのでは?
    カマキリの卵のうは、集めるのが大変だし
    やはり環境的によろしくないかと。

    • wacky より:

      コオロギも生まれたては小さいし、集めるの大変ですからね……でもおっしゃる通り環境への負荷は小さいし、養殖するなら絶対にカマキリよりもメリット大きいので、やってくれる業者さんを待望したいと思います。。