サカタザメは結局サメ?エイ?食べながら考えよう

先日、岡山・豊栄水産から届いたサカタザメ
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刺身で食べたときの評価は前回の記事の通りなのだが、やはり加熱して食べたときの評価も気になる。
ということでいろいろやってみた。

 

1.ムニエル・ポワレ

エイパーツとサメパーツ

エイパーツとサメパーツ


頭部のエイ的パーツ部はどう見ても軟骨系で美味しそうだったので、カリッと焼いて食べてみることにした。
エイと言えばムニエル、そしてポワレ
鰭と軟骨部を使用

鰭と軟骨部を使用


フライパンでパリッと

フライパンでパリッと


バターたっぷりムニエル

バターたっぷりムニエル


ガーリックを利かせてポワレに

ガーリックを利かせてポワレに


完成。
それぞれ食べてみよう。
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…(・~・)
…いいね!
外はパリッと焼けて、中はホクホクとしている。
軟骨魚類なので脂はのっていないけれども、そのぶん独特のしっとり感が感じられる。

香り、味にクセは全くなく、当然アンモニア臭も全くなし。
ポワレの方はニンニクを利かせてみたけど、塩コショウだけでも十分楽しめると思う。
パラパラしたうちわ状の軟骨、筋状にほぐれる身はエイのそれですな。

しかし曲者だったのは
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エイの場合は表皮がつるっとしているので、皮付きのままソテーしてもむしろパリッとしていて美味しいのだが、サカタザメの表皮は楯鱗のサイズこそ細かいものの、れっきとした鮫肌
手触りはベルベットのようで違和感がなかったのだが、加熱後の皮はまるでものすごく粒子の細かい紙やすりをかじっているようで、歯触り・舌触りともに×。
面倒だけど、軟骨部分をソテーするときも、一度湯通しして鱗をこすり落とす必要がありそうだ。

味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆

2.干物

胴体のサメ的パーツは刺身で美味かったほどなので、できるだけ手を加えない料理が良さそうだ。
取り急ぎ開きにしてみると、
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うっすらと入った血合いが美しく、とても美味しそう。

この身質は…干物向きだな!

ということで一塩してペーパータオルにくるみ、冷蔵庫で簡易一夜干しに。
焦げないようにのんびり焼いて、いただきます。

…(≧~≦)
こりゃいいな!
身はしっとりして柔らかくほぐれるのに、味は凝縮されている。
噛み締めるごとに味が広がって、例えるならムロアジの干物のようなカンジだ。
ひょっとしてくさやにするとめちゃくちゃ美味いのでは…?

脂がのっていなくても十分に美味しいが、物足りないという人は七味マヨネーズをつければもう完璧。
この部分はやっぱりサメなんだなぁ…

3.乾しヒレ

背鰭と脂鰭?、尾鰭はそれなりに大きかったので、切り取って干してみることに。

右上の3つ

右上の3つ


まだ調理できていないのだが、この繊維感は間違いなくエイヒレではなくフカヒレ。
乾して戻してスープを作ってみようかな。

食べれば食べるほどわからなくなる

結局、サメとエイなんて人間様の勝手で恣意的な仕分けにすぎないのでありますな。
胴体部分を食べたり、触って質感を確かめてみればサカタ『ザメ』と名付けられた理由が強く実感できる。
それでいて頭部はエイヒレなんだもんなぁ…

学者さんにとっては混乱を招く魚かもしれないが、我々魚好きにとっては、一度にサメとエイを楽しめる「一粒で二度おいしい」存在だという結論で良さそう。

ウチワザメとか更にエイ寄りの見た目してるけど、どうなんだろ?
一度食べてみたいなぁ…翔さんよろしくお願いします!w

 
 
 

コメント

  1. さかどくん より:

    こんばんは(^^)
    エイとサメのミックスみたいですね~。鮫肌はいただけませんが…。
    でも全然、売ってないのですわー。

    • wacky より:

      完全にミックスでしたね!エイとサメのいいとこどりな感じで、軟骨魚類に嫌悪感のない人ならとても楽しめると思います!
      もちろん、鮮度が何よりも大切ですが…

  2. より:

    ウチワザメ…実はまだ見た事がありません。
    瀬戸内海にはいないのかな…

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