ちょっと前の話なんですけど、富士山でキノコ狩りをしていたら道端に面白いものが生えてまして。



 もう完全に出オチでしょこんなん。
 どう見たってオ○ホじゃないですか。



 横から見ても



 裏から見ても。完全にオナ○。足の生えた○ナホ。誰だねこんな場所でアダルトグッズ使ったやつは!



 まあ、オナホなのは見た目だけで、サイズは残念ながら5cmくらいしか無いんですけどね。ミニチュアサイズ。
 ひとしきりゲラゲラ笑ったあとで冷静になりました。
アシボソノボリリュウって食べられたっけ?
この不思議な見た目の物体はキノコの一種で「アシボソノボリリュウ(足細昇龍)」といいます。
ノボリリュウというキノコがあり、その足が細いバージョンという意味ですが、ノボリリュウはまあ目を細めてみるとなんとなく「龍」っぽい見た目をしているのに対し、アシボソノボリリュウには全くその要素はありません。
見た目が似ていないだけでなく、ノボリリュウは欧米では比較的人気の食用キノコなのに対し、アシボソノボリリュウは食毒すら不明とされています。小さいキノコで食指が動かないためないがしろにされてきたのだろうなと思います。
 ただまあこれには理由もありまして、実はこのノボリリュウの仲間には基本的に「ジロミトリン」という毒が含まれており、いずれも言いようによっては「毒キノコ」なんですね。ただその毒は加熱すると揮発させることができるので、ノボリリュウだけはしっかり加熱して食べられているのです。
で、裏を返せばアシボソノボリリュウも「しっかり加熱すれば食べられる」と考えるのが自然なこと。
 せっかく出会ったので、試してみることにしました。
アシボソノボリリュウのパスタを作ってみた
ノボリリュウは近縁のアミガサタケ同様、洋風の調理法が合うキノコ。なのでアシボソノボリリュウも欧風に調理してみることにしました。
 と言っても大きなキノコではないし、複雑な調理で味がわからなくなっても困るので、バターでじっくりソテーして毒成分を揮発させてから、そのバターでホワイトソースを作り、パスタに絡めてみました。


 できた! いただきま~す
……(`・~・´)うん、予想通り美味い。
 もともと大きくないキノコですが、加熱で更に縮んでしまいました。しかしその分歯ごたえが良くなり、噛むとクニュクニュとコリコリの中間ぐらいの質感があります。
 そしてこの仲間独特の、牛肉を焼いたときのようなコクのある香りと旨味がホワイトソースにしっかりと出ています。これがパスタと絡むと大変乙な味。
味:★★★☆☆ 
 入手難易度:★★★☆☆ あるところにはあるけど、そんなにしょっちゅう見るものでもない
 やっぱり小さすぎて、その魅力である独特な歯ごたえを楽しめないのはノボリリュウやアミガサタケと比べるとちょっと物足りないところ。
 かと言ってデカいとね……それこそリアルな感じになっちゃってブツを挿れたくなったり……するかアホ! ええかげんにせぇ!!(←最近大阪の仕事が多いのでくだらないノリツッコミをしたくなる人)
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