茸本 朗

野食

「貴腐」ブドウ柿?食べごろのマメガキを食べてみた

先月採ってきたマメガキが、ようやく食べごろになってきたようだ。 染物やせっけんの原料となる「柿渋」を採るために中国から移入されたこのカキは、果実が小さすぎることとそのあまりにも強い渋みのため、一般的には食用にされないらしい。 しかし...
野食

野食ハンマープライスにお越しのみなさまへ(お願いと感謝状)

ここのところ多くの方がこのサイトに来てくださっていて、1日のPVが3万を超えるようになった。 1年前の自分にはとても想像ができないことだ。 まだまだコンテンツも少なく、ともすればだらだらと冗長に書き連ねるだけの未熟なウェブサイトに、...
野食

ムラサキシメジは埃臭さこそが身上!な気がしてきた

先日採ってきたムラサキシメジ。 フレンチ風に料理しちゃるばい、と思い、むかし南仏はカンヌで購入したキノコ図鑑を引っ張り出してきたが、これがなかなか面白くて、改めて読み込んでしまった。 ハツタケやアカモミタケ(Lactaire d...
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野食

マリオ2の毒キノコ?おフランスの高級キノコ?「ピエ・ブルー」ことムラサキシメジを採った

先々週末、富山から来た友人たちとともにキノコ狩りをした。 本当なら、足の踏み場もないほどキノコが発生しまくった僕の自慢のシロをお披露目して「関東のキノコしゅごいぃぃv(9p9)v」と言わしめる予定だったのだが… 前週の半ばに申し...
野食

アズキよりその原種「ヤブツルアズキ」の方が僕は好きです

先月、仕事で千葉県某所を訪れた際に、田んぼの脇でヤブツルアズキの群落を見かけた。 ヤブツルアズキはアズキの原種と呼ばれているものの一つで、全国の明るい林縁や草原に生える。 ここでは3m以上に成長したオオブタクサが群落を作っており、そ...
野食

食用不適のミニチュア柿「マメガキ」と「ロウヤガキ」を食べ比べてみた

冬のあいだ、僕は必須栄養素の多くを柿から摂取している。 おやつは毎日柿だし、晩ごはんを柿だけで済ますことも多い。 去年は仕事で柿の撮影に行く機会があったのだが、 撮影中に富有柿をもらう→申し訳ないからB級品を10個500円で買う→...
野食

タマチョレイタケはマイタケとシイタケのいいとこどり

先日、からっからに干からびた丹沢を歩いていると、キノコ目が見覚えのある輪紋をとらえた。 まさか、丹沢にもコウタケが!? と思ったが、よく見ると腐朽した倒木から発生しているので違うようだ。 中心部に空いているはずの空洞も見受けられな...
野食

“小便魚”アイゴの内臓「ぜんまい」を食べてみた!

全国的にアイゴ(バリ)が増えて困っているそうだ。 アイゴ Google画像検索結果 もちろん関東も例外ではなく、特に三浦半島では年中釣れるようになり、巣と化した城ヶ島は「バリ島」とすら呼ばれているらしい。 困っている、...
野食

ホップの近縁種で厄介な雑草の「カナムグラ」を食べてみた

秋も盛りでございますな。 秋になるとコンビニに並ぶもの、それはズバリ 「ホップが売りのビール」 であります。 さっそくCMでもホップの収穫シーンなんてやっちゃったり、缶を緑色にデザインしてみたりして、ホップ感を全面に出す酒販...
野食

ムキタケa.k.a.“山のフカヒレ”を姿煮にして食べてみた

ムキタケに「山のフカヒレ」なる二つ名があると知ったのはつい先日のことである。 きれいな扇形に開いた傘、ぽってりしたゼラチン様の質感などをフカヒレに例えたものらしい。 キノコ界には他にも二つ名を持つものはあって 「山のサキイカ(...
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