ウミケムシを串焼きと刺身で食べてみた

ヌタウナギと一緒に釣れてきたウミケムシ
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これも何かの縁なので、持ち帰って食べてみることにした。


前回食べてみたときは、生で食べようとして失敗し、やむを得ず湯引きにしてみたのだが、味が薄くてあまりおいしくなかった。
それで「美味しいものではない」と結論付けてしまったのだが、そのときに何人かの方から「毛虫は焼いて毛を燃やせば食べられるのだからウミケムシもそうではないか」というご意見を頂戴した。

確かに、毛虫の中でも味が良いとされるサクラケムシ(モンクロシャチホコ)は数匹を串刺しにし、火にかざすと毛が燃えると同時にいい感じに火が通り、美味しく食べることができるそうだ。


とはいえウミケムシの毛は有毒であり、しかも便宜上「毛」と呼んでいるが実際はとげに近い
火にかざしてもうまいこと燃えてくれるのか自信がなかった。
なのでトライせずにいたのだが、今回せっかく釣れてきてくれたので、試してみることにした。

 

ウミケムシを串焼きにする

ウミケムシは毒針毛に気を付けてよく洗い(ゴム手袋推奨)
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口の部分を切っておなかの内容物をしごき出す。
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金串を刺して、火にかざして
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ファイヤー!!
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…毒針毛って加熱するとこんな風に広がるんだなぁ…
なんか怖ぇ…

結構長いこと炙ったけど、やはりなかなか燃えてくれない。
本体が焦げてしまわないように注意しながら、そのまま10分ほど焼き続ける。
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こんなもんかな。

裏面はもうちょっと焼こうかな

裏面はもうちょっと焼こうかな


恐る恐る触ってみたが、毒針毛は手に刺さらないようす。
よかった!
よし、焼けた

よし、焼けた


それではさっそく食べてみよー!
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…(・〰・)
うん、やっぱりそこまで味は濃くないかな。
でも、ホタテのひものような甘みと旨味がある。
焼くことで身が締まってより良くなったようだ。

怖い思いをしてまで食べることもないけど、無人島に流れ着いてウミケムシしか手に入らないといったシチュエーションがあればこうやって食べれば良さそう。

毛は多少はざらつくけど、慣れればそこまで気になるものじゃない。
毒が消えたと判ればちょろいもんです。

味:★★☆☆☆
価格:★☆☆☆☆

ウミケムシの刺身はめっちゃ甘い

串焼きにするにあたって切り取った口の部分だが、前回の試食時はここが一番美味しかった。
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色合いが毒々しいが、伸縮性の高い弾力のある筋肉で、毒針毛は生えていない。

ここはそのまま、生で食べてみようかな。
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…Σ(`・~・´*)
これは…甘い!

ちょっとしかないからあんまり味がわからないけど、この甘さはかなりのもの。
近いのはやっぱり…ユムシかな?あそこまで歯応えは無いけど。

でも美味いっすよ。
やっぱり多毛類にハズレは無いね!

味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆

「蚊の目玉スープ」みたいに、この口の筋肉だけ集める方法があれば、ウミケムシが大漁でもそんなに嫌な気分にならないかも…



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コメント

  1. 秋月 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    ウミケムシすごいですね!!口の部分、貝みたい美味しそう、、当方はウミケムシを一度だけ見たことがあります(天草で)。
    私の近所、有明海なんで珍魚が一杯ですよーヽ(・∀・)ノ有明海の干潟方面ではウミケムシ見ないな…。

    • wacky より:

      コメントありがとうございます!

      口の部分の美味しさだけは保証します(笑)
      どちらかというと外海に多く生息する生物なので、有明海には少ないかもしれませんね!
      まあ、ウミケムシなんて比にならないくらい珍生物が多い海ですからね。。羨ましいです。

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