野食

海藻はフロンティアだ⑥ アガーの材料「イボツノマタ」を煮溶かして固めて「新海草」を自作した

先日のおきゅうともどき作りで失敗して以降、リベンジの機会をずっと探していた。 そして先週末、ついに僕はとある海藻を手に入れたのだ。 最終兵器イボツノマタ 西湘でのメバル釣りの前に、潮の大きく引いた磯でいつものように海藻探検をし...
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煮つけを焼く?メバルの「はぶて焼き」を作った

人間の餌としても非常に有用だったトウゴロウイワシだが、釣ったものを数匹活かしておき、日没後にそれを餌に付けた胴突き仕掛けを沈めていると まあまあ型のいいメバルが掛かった。 このサイズならまずは刺身!となるのだが、今回はメバルで試...
野食

トウゴロウイワシの背越しは美味しい

週末、西湘の某港に根魚釣りに行った。 最近カサゴとの相性がよいので、今回もそのつもりで行ったのだが、肝心のブラクリを忘れてしまった。 ブラクリとはカサゴなどの根魚を釣るために作られた、錘と針が一緒になった釣りの仕掛けで、こいつがない...
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野食

テトロドトキシンを持つのに美味しいと噂のカコボラを食べてみた

大潮の夜に小磯をうろうろするのが本当に楽しい。 夜のタイドプールは生きものたちも元気で、水たまりの中でも活発に活動している。 固着系の生きものも、夜は信じられない速度で動くのだ。 移動中のヒザラガイなどはかなりのインパクトがある。...
野食

海藻はフロンティアだ⑤ 適当な紅藻を採取して寒天(おきゅうと)を作る

小学5年生の時に、東京から福岡に引っ越した。 僕は割となんでも美味しく食べられる性質だったので「異国の食文化」にもあまり苦労はしなかったが、それでもある日の給食で「おきゅうと」が出たときは面喰ってしまい、残してしまった。 おきゅ...
魚介その2(魚以外)

イソギンチャクを和風とスペイン風に食べてみた

先日、九州に住む姪っ子(2歳)がキノコ好きになりつつある、といううれしい知らせがあり、この機を逃してなるものかとキノコ関連書籍を数冊見繕って贈った。 そのお礼に姉が九州の珍しい食べ物を贈ってくれるというので、リクエストしたのが「尻の穴...
野食

海藻はフロンティアだ④ セイヨウハバノリ?を食べてみた

海藻を採取しようとすると困るのが、互いに似た種類が多くて同定が難しいこと、そしてそれ以上に、漁業権の制定の仕方がふわっとしていることだ。 神奈川県の規定でいうと、「あまのり」はおそらくスサビノリ、アサクサノリなどのアマノリ属を包括して...
野食

海藻はフロンティアだ③ホンダワラ科 海藻味比べ

食べて美味しかったオオバモク以外にも、今回はホンダワラ科(ヒジキの仲間)の海藻をいくつか採ってきていた。 代表種のホンダワラ 葉に滑らかな鋸歯のあるアカモク 葉が短くて気胞(浮き袋)の目立つタマハハキモクである。
野食

海藻はフロンティアだ② ヒジキの代替?オオバモクは美味しい

春先の大潮の日にはたくさんの人が海辺に繰り出して、潮干狩りや磯遊びに興じる。 三浦半島周辺は、ギンポ釣りで有名になった鎌倉の和賀江嶋のような遠浅の海岸が多く、大潮の日には潮間帯の生物や海藻を手に取って観察することができるため人気が高い。 ...
野食

海藻はフロンティアだ① 海藻の魅力と採取の基礎知識

今更言うまでもなく僕はキノコ好きだ。 もちろん一年中大好きだ。 大好きだが、なにも今の時期(真冬)までキノコだけを追っかけなくてもよろしかろう、という思いがある。 ヒラタケもエノキタケも硬質菌も、ひとつひとつ注目すると非常におもし...
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