貝のレイシを釣って食べてみた

※以前の記事で「イボニシ」としていたものは同科の「レイシガイ」の間違いでした。
謹んで訂正いたします。

クロアナゴやウツボを狙って身餌をぶっ込んでおくと、魚以外の外道がかかってくることがしばしばある。
その中にはオニヤドカリやワタリガニなどのうれしい外道もいれば、ヒトデのようなしょっぱいヤツらもいる。(まあこれはこれで美味しいのだけど)

そんな中でどちらかというと嬉しくない寄りのニュートラルな存在にレイシガイがいる。

 

釣りレイシガイを食べる

レイシガイは楊貴妃が愛した果物で英名をライチと呼ぶ…ものではなく、磯遊びでおなじみのイボニシを大きくしたような巻貝である。

イボニシは、普通は1~2cmほどのサイズの巻貝で潮だまりに貼り付いており、磯遊びの格好の相手となるほか、各地の漁師町でニシ汁として賞味されている。
(このなかで、神奈川県逗葉地域に伝わるレシピがなかなかワイルドなので今度試してみたい)

対して、レイシガイはというと…

レイシガイ,料理

口がアカニシっぽい


ときに殻長5cmを超えてくる巨大さで、初めて釣れたときはアカニシか!と無駄に興奮してしまった。

さてこのレイシガイ、味の方はどうなのだろう。
刺身で食うのはさすがに抵抗があるので(アレルギーも怖いし)軽く塩ゆでにしてみた。

イボニシ,料理

気持ちいい抜け方

爪楊枝を刺して身を軽く引っ張ると、渦巻き状のワタまでくるりと抜けた。
しかし、殻のサイズと比較すると身がかなり小さい。
アカニシもそうだが殻がかなり分厚いのだろう。

そのまま口に入れて軽くかむと、口の中に爽やかな潮の香りが広がっ辛にがっ(゜Ж゜)

ほろ苦さとはいえない強烈な苦みとともに、口の中にピリピリとした辛味が広がった。

レイシガイは他の貝を襲い、殻を溶かして食べるのだが、その際に利用する溶解液にこの辛味成分が含まれているようだ。
このあと何を食べても飲んでもしばらくはのどの奥がピリピリピリピリして参ってしまった。
辛味だけならまだしも苦味も強烈で舌が縮こまるほどだ。

味:★☆☆☆☆
価格:★☆☆☆☆

とはいえ貝の味や風味は地域によって大きく変わるので、苦味も少なくおいしい地域もあるのではないかと思う。
旅先でいただくご飯に彼らが出てきても、おそれずにトライしてみたいと思う。

 
 
 

コメント

  1. taro より:

    いや、イボニシは、殻口のふちの色が黒いのは辛い。
    オレンジのは辛くない。
    って、オレンジですね!?
    あれー??
    謎・・・

    • wacky より:

      たしかに、名古屋の柳橋中央市場で売られていたイボニシはオレンジでした。
      ひょっとするとこれはイボニシの中では辛くない方だったのかな…?
      だとするとちょっと厳しいですね…

  2. 貝殻好き より:

    この貝はイボニシの近縁種のレイシかもしれません
    レイシはイボニシより大型で、殻のイボが大きめ、殻口が黒ではなくオレンジ色なのが特徴です

  3. 島根県西部では食べますね..イボニシ。

    磯遊びの時、他の蜷類と共に採取され、塩茹でにして食べています、
    [タバコニシ]と呼ばれ、通好みな味わい..という認識ですが、
    子供の頃から普通に食べてましたので記事のものよりかなりマイルドな味わいだと思います。

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