霞ヶ浦大鯰奮闘記その2

アメリカナマズは霞ヶ浦ならどこでも釣れる、と聞いていたのだが、この時期はまだ寒く水深の浅いところではアタリすらなかった。(行方方面)
雨も降りだす中、いつまでも望みのないところで粘ったってしょうがないので、土浦の上州屋に寄って釣れるところをズバリ聞いたところ「土浦港なら、夜ならどこでも釣れるよ」といううれしい返事が。昼間のヘラ釣りの餌に寄るので、ヘラ師が多いところが鉄板ポイントらしいのだ。
餌はなんでも食べるらしいが、アタリの多さと価格を考えるとサンマやサバの身が一番とのこと。川魚のくせに海の魚を食べるなんて贅沢なヤローと思うが、エサ取りも少なくて特エサなら使わない理由はない。

さて結果からいうと、実釣2時間で2人で8匹とまずまずの結果に。アタリは10分おきくらいにあるが、大きなアタリでもなかなか食い込まないのがもどかしい。
誘って食わせるのではないので、餌を小さくししっかりつけること、竿が持って行かれるまで合わせないことが肝要となるようだ。

そしてやはり、デカいのが食ってくる。

友人が揚げた80㎝ジャスト。5㎏位はあるだろうか。バスロッドをグリップからひん曲げながら、15分くらい格闘して上がってきた。

その後僕にも大アタリがあったが、竿を立てると同時に切られておしまい。雨も強くなってきたので納竿とした。

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そして無事川崎まで護送されてきたアメナマ君。
クーラーからはみ出るアメリカナマズ
さっそく捌こうと思ったが、まな板に乗り切らないので風呂場で作業する。
アメリカナマズ、歯がざらざら
アメナマヘッド。粗めの金やすりのような歯をしており、いわゆるバス持ちはできない。口周りが固いのでしっかり食い込ませないとフッキングができないが、かといって飲ませすぎるとこの歯で擦切られてしまうだろう。

骨がめっちゃ固い。腹骨も出刃包丁で切るのはかなり危険で、かといってキッチンばさみを使うと
アメリカナマズの骨
砕けるほどに固い。

苦労して3枚におろしたが、半身にしてもまな板に乗り切らないサイズというのはあらためて大きいと感じる、腹骨をそぎ、皮を引いてもまだまだでかい。血合い骨はなく、サクに取っても一つのブロックが馬鹿でかいので食べ出がある。

これでおいしければなんも言うことなしなのだが、捌いていて一番気になるのはやはり臭い。
しばしば「雨上がりの匂い」と称される泥臭さの原因物質ゲオスミンだが、今日は浴室が浄水場のようなにおいになってしまった。特に内臓がやばい。しっとりとした脂に覆われていて、もし匂いがなければ鍋にしたら絶品なのだろうけど…きれいなところで養殖したものならこうはならないのかな?

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調理実験1日目。
アメナマは本場アメリカのマックでフィレオフィッシュに使われているという。確かに厚みと弾力があり身も繊維質で、フライにするとおいしそうだ。
ということでまずはフライ、から揚げの揚げ物攻勢で攻めてみた。
アメリカナマズフライ
美味しそうに揚がったのだが…

かぶりついた瞬間に口中がアスファルトの匂いで満たされた。実をいうと揚げている最中から台所が匂ってきていたのでもしや…と思ったのだが、正直食べられるレベルにはない。

仕方ないので切り身を牛乳、紹興酒、白ワインにそれぞれ付け込んで様子を見ることにした。

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