燕なのにネコみたい? ツバクロエイを拾ったので食べてみた

「野食のススメ」第11回の記事が公開されました!!
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星海社Webサイト「ジセダイ」
「野食のススメ 東京自給自足生活」
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先日のマテガイ採りの帰り際、後方から永野さんに呼び止められた。
なんだか地面がパタパタと動いたらしい。


振り返ってみてみると、エイ独特の鰭のフォルムが見えた。
ここの干潟にはアカエイが多く、浅瀬で悠然と泳ぐ姿もよく目にしていたのでそれだろうなと思い「あーアカエイですね、浅いところにもいるんですよ」などと言いながら近づいたのだが……

あれっ? なんかこいつ二等辺三角形なんだけど……

これ、ツバクロエイじゃん!!
まじかー!!! 

なんでこんなところにいるんだ?
いやアカエイがいるんだからツバクロエイがいたっていいんだけど、でもこいつかなりレアキャラなんじゃないん……?
前にひろしがDPZで記事にしてたけど、これを仕留めるために何度も通い詰めたなんて書いてあったし。
まさかこんな身近な場所でゲットできるとは……

しかもこのツバクロエイ、干潟のど真ん中でたっぷり1時間は水上にあるような場所に、自分の形のくぼみを作って潜んでいたようなのだ。
もしかするとアカエイよりもさらに低酸素状態に強いのかもしれない。

さっき自分が泥に埋もれて死にかけたことも忘れ、テンション爆上げのまま干潟を後にした。

 

言われてみればめっちゃ猫

干潟の上ではまったくの保護色をしていてよくわからなかったので、持ち帰ってから再度しっかりと観察する。

笑ってしまうほどに二等辺三角形で、角のとれた温かみのあるシェイプ。
ぺらっぺらに薄い。


そしてなぜか尻尾だけ突然おしゃれ。
全く意味が分からない。
おしゃれは細部に宿るのか?


そうだ、エイといえば尻尾の毒棘、刺される前に処理しないと……


……ささくれかな?

おめめ可愛い

鰭は近未来的

裏面も地味




このユニバーサルデザインの完成度をみんなと共有したく、Twitterで呟いてみたところ

……ねこ? どこが……?

ニャー


ねこだー!(´ω`*)

ツバクロエイを食べてみた

というわけでさんざん愛で倒しキャッキャキャッキャしたあと、食べてみるというフェーズに進むことになった。
我々はつまりは無なのだということがわかりますね。

酢をぶちまけてぬめりを落とし、

鰭を切り落とし、皮を引っ張って剥ぐ。


取り急ぎ刺身に造るが、せっかくぺらっぺらなので鰭の軟骨に垂直に薄くそぎ、背越しのようにしてみた。
一部は氷水でさっと洗って締める。


いただきマース
……(`・~・´)
うん、普通だね、普通に美味しい。

エイの中ではクセがないほうで、ムチムチとした身質は歯ごたえがとてもよろしい。
背越しは……する必要なかったな。
食えるけど、身と骨の食感がアンバランスでよろしくない。

肝刺しはどうでしょう。

……(´・Д・`;)
干潟の味がするばい……
何だろうこれ、泥の味がする。
泥臭いとかじゃなくて、泥そのものを口に含んだような……

同じ場所で釣れたアカエイの肝は全くそんなことがなかったので、これはツバクロエイの特徴なのだろう。


背越しにそのまま粉をはたいてカリッと揚げたものは

……(≧〰≦*)
美味ーい!!
薄っぺらくてカリカリに揚がるのに、軟骨が少しとろっとしていて大変よろしゅうござる。
揚げるのが一番美味しい、間違いない。

味:★★★★☆
価格:★★★★☆

 
 
 

コメント

  1. ウピスコ より:

    ステルス戦闘機というか、、ドラちゃんというか……
    ステルス戦闘機の形に広がったtanasinnって感じがしますね……
    尻尾のついで感がすごいw

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