テンサイを食べた①

野外で採ってきたわけではないですが、テンサイをゲットしました。
会社で撮影に使ったものです。

テンサイ

40cm弱1kg これでやや小ぶりだそうです。2つももらっちゃった…

別名サトウダイコン。見た目も名前も大根だが、ホウレンソウと同じアカザ科で、冷涼地で広く栽培される。サトウキビと同じ、煮汁から砂糖を採るための作物だ。
日本だと北海道くらいでしか見ることができないが、ヨーロッパではとても一般的で、砂糖の大部分が甜菜糖なのだという。

このテンサイ、有名どころでいうと「ビート」の仲間だ。あのボルシチに入っている真っ赤なカブみたいな野菜である。
テンサイってのは「甜菜」で、直訳すると甘い菜っ葉ということになるが、実際に甘いのはもちろん肥大した根っこである。

その根だが、めっちゃでかい。1kg以上になるらしい。
桜島大根の小さい奴と同じくらい、という例えがどれだけ多くの人にわかってもらえるだろうか。

テンサイ断面

きれいな縞々

断面はこの通り、同心円状に模様が入っている。カラービートや紅芯大根などでも同様のものが見られる。

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さて、テンサイの料理をネットで調べてみたが、一切出てこない

その理由は2点考えられる。
まず、国内で生産されたテンサイは、すべてが砂糖として加工されるために製糖会社に買い上げられるのだという。 だから、市場に出ることもないし、当然ご家庭で気軽に利用、というわけにもいかない。

そして、もう一つの理由は実際に食べてみたらわかった。

生のスライスをかじってみる。
香りはやや土臭いものの、スライスしてかじると口の中にやさしい甘みが広がった。冬の三浦大根よりも甘い。

がしかし、その直後に土の味が口の中を覆った。土臭いのではなく、土の味である。
もちろん、周りの土はきれいに洗い流しているのにもかかわらずだ。

しらべてみると、臭い成分はゲオスミンだという。またまたわかる人にしかわからない例えで申し訳ないが、泥抜きをしていないウナギの匂いだ。
もっと分かりやすい例えでいうと、雨が降った後のアスファルトの匂いだ。

そのままではとても食べ物とは言えない、というのはわかっていただけると思う。

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しかし、臭い成分がゲオスミンだというのなら、たぶん何とかなる。

ゲオスミンという成分は強烈な泥臭さを持つが、200度以上の温度を与えればかなりの量が揮発するようである。
泥臭いウナギもよくよく焼けば白焼きで食べられるようになるのだ。鶴見川のウナギを食べてる僕が言うのだから間違いない。

さらに、水溶性も高い。そもそもビート自体も泥臭いが、皮むきのために下ゆでをすると泥臭さも同時に飛んでしまう。確信はないが、テンサイでもいけそうな気はする。

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ということで、今回は実験の意味も含め
●生
●焼き
●茹で
●シチュー
●揚げ
の4パターンで試食してみようと思います。

試食の顛末は次回。

 
 
 
 

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